2018年04月25日

「電話応対はこわくない!」が発売されました。


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池田書店様から松本昌子監修の電話応対の本が出ました!
電話応対はこわくない! 知っておきたい仕事のルールとマナー

この本の監修をする際、出てきた世代間の「価値観の違い」で面白いネタはないか?と
聴いてみたところ、

外出先から先輩が出た新人に「部長いる?」と言うと「居ますよ。」と言うだけで代わらない。
会社(上司)にかかってきた電話を目の前にある電話を自分専用だと思い込み
「○○(上司)さんいらっしゃいますか?」と聴く相手に「違います」と答えてしまう・・・。とか

電話ネタではないですが
上司が「お客様先に持って行くためのお菓子を買ってきて」と言ったら
ポテトチップス1袋を買ってきた・・・。とか

もはや「なぜ?」と聴いて返ってくる答えを知ったところで
理解し合うことが中々困難である多様性の時代は、
自分の物差しでは測りきれない事象が沢山溢れています。

1から教えるその前に背景を理解させる手間がないよ〜と嘆きたくなる
そんな時は、この本を渡して、相手がどう理解したのか聴いてみつつ
OJTで相手の行動を見ながら理解の度合いを確認するのも一つの手です。

要は、まあ、1冊ぽちっと買ってください♪ということです。
よろしくお願いいたします




posted by Yukiko at 14:12| ☆男性脳・女性脳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月11日

男尊女子

酒井順子さんの最新エッセイ「男尊女子」は
言わずもがな「男尊女卑」をもじった造語をタイトルとしている。
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タイトルだけを見て私が想像した「男尊女子」の意味は「男尊女卑」同様
「男性を重くみて、女性を軽んじること。また、そのような考え方や風習」
を指し、「女卑」では流石にこの時代にそぐわないから
「女子(オンナコドモ・とるにたりない意や、足手まといになる意で引き合いに出されることが多い)」
として顕しているのかと思ったら、然に非ず。

『男尊女子』とは「男を立てる」「男を支える」ことを是とする女性たちを指す。

私は筆者が「マーガレット酒井」として雑誌「Olieve」で連載しているときから
彼女の文章のファンである。
1966年生まれの彼女と1968年生まれの私は生きる時代が一緒でもあることから
彼女が伝える「男尊女子」の事例は全て「あるあるある〜」の連続で非常に面白かった。

特に「無知のフリ」の段で、紫式部も世を“上手く”渡るためには
「漢字など“一”も書けません」風に装う必要があり、実践していたことが書いてあり
ビックリしました
しかし、清少納言は「私は、漢詩のこ〜んな難しいのも知ってるけど〜」って感じで
無邪気に知識をひけらかし、また、それを支持する男性層もいることを
「苦々しい」・・・と思わず愚痴ってしまった日記が1000年以上経っても読み継がれ
自国のジェンダーを論ずるときに引き合いに出されているとは紫式部も感慨深いだろうと思う。

で、この本は自分の中の「男尊女子」度を知る、自己理解にとてもよく作用します。
負け犬の時も「未婚、子ナシ、30代以上の女性」の当事者であった筆者が自虐的に
これを書いたところが肝であったのに、爆発的なヒットにより、当事者でない者が
他者を「負け犬」と揶揄し、日本のあちこちでハラスメントが呼び起こされ
傷ついた人がいることをこの本で筆者も忸怩たる思いとして書いていました。

「男尊女子」も当事者が使うからこそ真の意味がある。
自虐的意味を含むので、活字としては書かないけれど見えなくともその最後には(笑)がついている。
と酒井さんもおっしゃっています。

だからこそ、自分以外の人からあなたって「男尊女子」要素高いよね?的に言われたら、「はぁ?だから何だっていうのかしら?!」という反応になること請け合いです。
相手には「男尊女子(笑)」要素高いよね?と伝わるからです。
「負け犬(笑)」同様「Youメッセージ」で他者に向けて話題にするもんじゃない。
取り扱い注意言語なのです。

自分の中の「男尊女子」要素を理解し、自分の中の「男尊女子」とはに向き合うのは楽しいと思います。
他者と論じるなら自分の要素と社会の中の「男尊女子現象」を語りあうのなら「アリ」だと思います。

酒井さんは週刊現代のインタビューで
「封建時代から何百年もの間、日本には『女は基本、奴隷』という感覚があったわけで現代になっても“男が先で女は後”という癖が抜けない女性が多い。人によって濃淡はありますが、男尊女子のエキスが1滴も身体に入って少ない人はいないのではないかと思います。」と語っています。

 「潜在的に身体に染み付いた“男尊女卑”の感覚を自覚するところから始まるのかもしれません」というくだりにもとても賛成。女性活躍推進のカギの一つは、自己理解にあるし、自分の目指したいGOALに行くために自分の中の「男尊女子」とどのように向き合うかは大事です。

ちなみに、大分薄いですが(笑)私も男尊女子部分は「あるなあ〜。」と自覚出来て楽しかったです。
興味がある人はご一読を・・・


posted by Yukiko at 12:08| ☆男性脳・女性脳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月06日

信頼関係を築く

さて、2017年が始まり、もうすぐ一週間。
予想していた休みボケに嵌ることなく
ありがたいことに、Woomax一同フル回転させていただいております。

さて、今日は研修でお伝えしている信頼関係を築く5ヶ条について
少しお話しいたします。

私がお伝えした5ヶ条の1番目は「約束を守る」でした。
基本、人として「約束を守るのは当然」とみなさま行動されていると思いますが
多様化した価値の中で仕事をする時には、どうしても一旦決めたこと
(相手と約束したこと)と違う方向に転換をしなければならないことも
場合によっては、ままあると思います。
ここにも男性脳・女性脳の差が出ることもあるよ〜というご紹介。
 
男性脳的には
「前に○○すると約束したが、△△だから、出来なくなった。すまん。」
と謝ったとしたら“配慮がある誠実な行動をした”と考え、
そのことは、もう“解決済”の引き出しにすぐに格納してしまうことが多い。

しかし、女性脳的にはどうか?というと、
約束したことが反故になったという事実に対し、
今までのプロセスをいきなり方向転換させる必要性について
様々な情報が右脳と左脳がいったりきたりします。

右脳と左脳をつなぐ脳梁が太いからですね。

つまり、「頭ではわかっている」状態「心で納得できない」状態
これは右脳と左脳に情報がいったりきたりしてしまっている状態なのです。

右脳にある情報を「納得・昇華」させるには
本人が意識して自己内対話するというプロセスが必要。

相手が誠実な対応をしている場合、
「それでも、心はなんかモヤモヤするな・・・」という状態を
言葉にしてしまうほどビジネスリテラシーが低い方は少ないと思います。、

だから、飲み込んで相手から求められた「行動」だけは速やかに対応する。
これが良くあるオフィスでの「出来事」

しかし、この出来事の放置は
女性脳に無意識下に響く【ストレス】になります。

組織的には、表面上、滞りなく仕事が進んでいるので問題ないと
判断しがちになりますが、女性部下のコップに一滴が貯まった瞬間でもあります。
信頼というよりまったく逆のものが積み重なってしまう可能性も。

では、どうしたらいいか?

「前に○○すると約束したが、△△だから、出来なくなった。」

 ・・・にもう1フレーズ加えてください。

「君も今回のことは会社に☆☆という想いで取り組んでくれていたよね。
 その気持ちに応えられず、僕も悔しいよ。申し訳ない!」

ポイントは、
「約束守れなくてゴメン」(行動を謝る)ではなく
「君の想いに応えられなくれゴメン」(気持ちに対して思いやりを見せる)です。

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男性脳の皆さんは、ついついやりがちな「行動」そのものに焦点化するだけでなく
【相手の気持ち】に対してどのような言葉かけをするか?を意識してみると
女性脳のみなさんの反応が変わってきますよ。。

これは、プライベートにも活かせると思いますので、ぜひぜひ、実践してみてください。

長くなってしまった。他の4条についてお聴きになりたい方は、
ぜひ、弊社の研修を自組織にて導入くださいませませ

今年もよろしくお願いいたします。

posted by Yukiko at 17:48| ☆男性脳・女性脳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月09日

オレオレ詐欺風の電話

昨日「おばあちゃん宛にオレオレ詐欺みたいな電話があって、今日昼ごろ行くからって言われたんだって〜」と
息子が言うので、どんな電話だったのか母に聴いてみた。

昨日、母(86歳)が日中、電話を取ったら
「おばあちゃん?僕だけど・・・」という男の声
「何してるの?」というと「仕事している」という
「明日昼そっち行くから」といって切れたとのこと。
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普段から、うちの母は電話応対が丁寧である。
営業の電話にも非常にきめ細かい情報をついつい提供しがちになる。
仕方ない。性善説なのだ。周りにいい人しかいないしねぇ。
母にとってかかってきた電話に丁寧に応対するのは
大人のマナーとして息を吸うがごとく当然のふるまいなのである。

しかし、世の中は物騒になってしまった。
悪い人の悪いシナリオにかかったらすぐひっかかってしまう懸念があるので
売り込みだと思った瞬間、電話は切っていいんだよ。と私が言うと
「わかった。大丈夫。知らない人の電話はすぐ切っているわよ〜」とかニコニコ。

しばらくたって、かかってくる電話応対に耳を澄ましていると
「申し訳ありません。こういうことは私話さないように娘から言われてまして。
え?そうですね、風呂釜は買ってから3年くらい経つかしら、ええ、保証は十分入ってますのよ。」
など息を吸うがごとく様々な情報提供をしてしまう・・・。

彼女は薬学部卒の薬剤師で60年近く働いていたリケジョである。
論理的思考の筈なのに・・・。とは思うが、引退してから10年も経てば
好好婆になるのも仕方ない。

というわけで、絶対なんらかの情報提供したのでは?と勘繰り
「おばあちゃん!」って言われて孫の名前とか言わなかった?
と言ったところで「ヤバい」と思ったのでしょう。
「言ってないわよ。『あなた何してるの?』って聴いたら
「仕事」とかいうから、就職してる孫はあなたの息子しかいないから
うそだなってわかったもの〜。」とかトボけていた。。。

再び娘としては「いい?オレオレだなって思ったらガチャ切だよ。とにかく切る。OK?」と
言ったが、再び丁寧な対応しちゃうんだろうな〜。


ちなみに今日の昼誰も訪ねてこなかったそう。よかった。

こちらの経営コンサルタントの方のブログ
オレオレなシナリオが載っています。
被害に遭われたお母さまは、お金もですが、
「自分が甘いせいで遭わないと思っていた詐欺にあってしまって
周りに迷惑をかけてしまった・・・」という精神的なショックで
立ち直りに時間を要するのだろうなと思いました。

人を傷つけてお金を儲けようとすることは良くない!
成宮さんの引退記事でも強く思いました。





posted by Yukiko at 18:27| ☆男性脳・女性脳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月27日

気持ちの理解は必要条件

女性脳は価値判断の基軸が「気持ち」である。
なので、自分の気持ちを理解してもらえると嬉しいし
その中でも相手矢印タイプは相手の気持ちを理解しようとする。

と研修でもお伝えし、本にも書いています。
もちろん「女性はすべからく」…とは申してはおりません。
…が、「解決・共感」でググれば男女の擦れ違いの代表格の如く
あらゆる記事が列挙されること、ご承知の通り。

ということを踏まえると女性脳で相手矢印タイプの苦悩の多くは
相手を理解したがっていることに要因であることにも納得します。

5月はなんと5人の女性リーダー、女性管理職、女性経営者の悩みが
突き詰めると「相手を理解したい」という欲求からなるものだったのです。
全員「相手矢印」で、「共感」を大切にしている方々です。

息を吸うがごとく「相手の立場」や「心情」「考え方」「価値観」を慮り
「理解」し「寄り添う力」が高いのが強みです。
ただ、「強み」と「弱み」は表裏一体。

いつも「理解」出来ることが出来ないのはとても苦しいことになります。

彼女たちの悩みはいずれも
「△△ということでお客様に迷惑がかかる」
「■■という行動のおかげで☆☆になり困った」といった感じで「事象に困っている」
という風なのですが、事象の解決に最短にアクセスする提案に中々行動できない。

「相手を理解しないと自分も相手もHAPPYじゃない」という潜在的な想いから
まず、なぜ相手が「△△」や「■■」するのかを考えてしまう。

だから、声を大にして言いたいのは、

いくら多様性の時代とはいえ、いえ、多様性の時代だからこそ
共感しやすい人は意識して、理解無用を実行する覚悟が必要である。

ということです。


理解無用とは、理解する必要のないことです。
理解不能とは、理解したいのに出来ないということも含まれるので理解無用とは似て非なるものです。

共感しやすい人はどうしても相手の気持ちや背景を知って尊重したいという欲求があり
信頼関係が構築される=理解しあっていると言うことが心地よいので
どんな人とも理解し合いたいと思っています。

が、どんな人とも理解し合うということは困難です。
ライフワークで72億人と理解し合う!といったテーマにチャレンジするのは素晴らしいと思いますが
仕事には「GOAL」があり、「納期」もあり、「予算」というものもあります。
「理解」を優先第一に出来ることは少ないでしょう。

「理解」は「必要条件」ではありますが、「十分条件」ではないのです。
・・・が気持ちが基軸の女性脳の多くは「十分条件」だと思っちゃうところがあり最優先にしてしまうきらいがあると思います。

ブレない自分になるためには、意識して
「理解無用の場合もある!!!」と別の「コト」に集中してみましょう。

意識しないと相手にアクセスするのが利きコミュニケーションの人はどうしても

私なら、あんな言動はしない。⇒なぜ、あんな言動が出来るのだろう?⇒理解できない⇒不快
あんな言動をしていたら仕事が回らないのに・・・⇒なぜ、あのような言動しかできないのか理解できない⇒不快


のループに嵌りやすいので、嵌りそうになったら「あれ?また私共感しようとしてないか?」
もしくは「共感してもらえないことが哀しいのか?」と自己内対話をしてみてほしいです。

「あの人に共感する必要はない(=理解する必要はない)」
「あの人に共感してもらえなくても良い(=理解してもらわなくても良い)」

かどうか自分の中で検証してみる。
検証するにはちゃんと仕事なら仕事の、ライフワークならワイフワークのGOALに
照らし合わせないと不快ループに嵌ったままになりますから気をつけてくださいませ。

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写真は、毎月一回、飽きっぽい私が嬉々として生徒として4年通っている「哲学の会」です。
4月5月はまさに「必要条件・十分条件」について学びました。6月もかな?
哲学を学ぶと実社会がとても生きやすくなります。
誰でも受講可能なので、ぜひ皆さんも一緒に学びましょう\(^o^)/

ご興味のある方はこちらにアクセスしてみてください♪
posted by Yukiko at 19:03| ☆男性脳・女性脳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月25日

愛している・・・概念の違い

美容室に行くと、必ず、ELLEとVERYが置かれます。
年代も志向も違う雑誌が読める貴重な機会なので
美容室で雑誌を読むのは大好きデス。

今、VERYで桐野夏生さんの「ロンリネス」が連載しています。
既刊「ハピネス」の続編です。
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「タワマン」に住む「●●ちゃんママ」たちの自我と自我のぶつかりあいが
桐野夏生さんらしいリアルな切り口で描かれていて面白い。

美容室のVERYは3月号だった。ロンリネスは第15回を迎えていましたが
十分読めました。私と一世代以上若い女性が読む雑誌ですから、
中々日常で知りえない価値観が繰り広げられていて非常に興味深いです。

小説以外でも桐生さんのインタビューが載っていて
前月号の「妻だけEDの真実・その後」について
桐野さんが語る彼らの「生態」に非常にそそられたので、
髪を切り終わった後、スマホで速攻「妻だけED」を検索してみるとものすごいHit数。

ほとんどが「妻だけEDなハイスペ夫ってどうよ?」的ニュアンスの記事ばかりでしたが、
こちらのページは単なるVS構造で書いていないので非常に面白かったです。
VERYの『妻だけED夫座談会』と男性脳の関係について思うこと
こちらは、黒川伊保子先生の「恋愛脳」を使って、男と女の「愛している」・・・の概念の違いを解説しています。

たとえば「愛している」と言ったとき、男の脳は「とりあえず繰り返し君のところに帰る」という約束をしたに過ぎない。女の脳は、24時間、どの瞬間にも自分を最優先してくれる一生分の約束を手に入れたと思っている。もちろん、自分が「愛している」といえばそうするからである。

by黒川先生
これを、妻から離婚を切り出され、離婚したという男性の話と照らし合わせてみる。

多忙がピークを極め、「週の半分は家に帰れず、帰ったとしてもシャワーを浴びて着替えて、またすぐ出勤」の毎日が続く中、妻に離婚を切り出された。
「放ったらかしている、という気持ちは毛頭ない。たっぷりの愛は伝わっているはず。妻は自分の仕事を応援してくれているはず」と思っていたので、寝耳に水だった。


女性脳からみれば、妻はきっと突然離婚を申し出たわけではないだろう。察してチャンじゃなくて「●●してほしい」としっかり伝えていたかもしれない。しかし、「家に帰ること=愛=ミッションコンプリート」と思っている男性脳には伝わらない。
そもそも「愛していると言ったからには一生最優先にしてくれるはずなのに、仕事ばかりで家には寝に帰ってくるだけなんて無視されていると言える=愛されていない」と感じてしまうのだ。その想いが積み重ねれば「もう無理。離婚。」となるでしょう・・・と容易に推察できます。

しかし男性脳からみれば、繰り返しますが、どんなに忙しくとも「繰り返し家に帰ってくる」という約束を守り続けた=愛を示し続けたという確固たる信念があるらしい。だから「寝耳に水」と言うんだな・・・と、理解できないでしょうか。

実際の記事が読んでみたくなり、Amazonで思わず
バックナンバー(2012年7月号と2016年2月号)を取り寄せ、元記事まで読んでしまいました。
お互いの特性を知り、尊重するコミュニケーションは職場と家庭両方に必須だなと思います。

さて、世の中では「ゲス不倫」が、毎月毎月、人を変え、シチュエーションを変え、
なんとも豊富な事例がアップロードされています。

最新事例でも「妻が母になり、女性として云々」が理由で、
妻だけED(妻以外はOK)ハイスペ夫たちの言とほぼ同じ。

ゲス不倫自体はさておき今回「妻の謝罪」についてが
「あれって、妻の鑑なの?どうなの?」と話題になっています。

前例から「早々に、潔く認め、謝罪したほうが良い。」と思っての段取りだったようですが
本人と一緒に謝罪文を未明に発表、というのは、段取り良すぎ。

「え?」
「妻の本当の気持ちが知りたいわ〜。」

と思わせてしまう作用が働いたな〜。と思ってみています。

これは、どちらかというと、男性脳にのみ、寄り添った対応なので
女性脳からは「共感できない」と反発の声もあがるでしょう。

やはりダイバーシティはリスク管理に不可欠。
公的な謝罪は特に、多様性に配慮したハイブリッド脳が望ましいと思った次第です
posted by Yukiko at 15:48| ☆男性脳・女性脳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月28日

嬉しい報告

世の中では、福山雅治や千原ジュニアの結婚報告で賑わっておりますが、
今日は弊社にも「結婚報告」をしに
1年半前の出版時にお世話になった編集の方がいらしてくださいました
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めでたい!


私の本をつくっている間は、

彼氏なし、恋愛なし、仕事大好き、結婚は<いつか>したい

・・・という典型的都会のタラレバ娘だった彼女でしたが、

おせっかいな私の、本をつくることとは別の
「パートナーと共に、より良い人生を築いていく人生にチャレンジしようぜ\(^o^)/」
的・講義を、いつも、いつも打ち合わせの度に、
本の打ち合わせ以上に?
本が出来てからも、時々、会うたびに続けていた結果

めでたく、1年半で<いつか>が<今!>に、なりました。

他にもここ最近

「入籍しました!」
「結婚しました!」

の報告を受けることが多く、この方たちと
何年も「結婚は<いつか>したい。」と言っている方との違いを検証すると

私の講義(笑)の後の第一声が違うなということが分かりました。

前者は「わかりました!実践してみます!」と答える。
後者は「でも、私も(僕も)●●は、やっているんです〜うにゃうにゃうにゃ・・・」と答える。

うん。
この最初の返答で「やる」か「やらないか」の違いが分かる。

ま、仕事も同じですね。
上司やクライアントからの指示及び指摘に
「でも・・・、」が第一声の場合は要注意。

「でも、自分も頑張っている。」「でも、自分は正しい。」ということを
主張してしまう人は、相手に認めさせたい欲求が出てしまっている。

本来の目的からずれて、自分を認めてほしい欲求が前面に出てしまっている。

自分でしっかり自分を認めることが出来ていれば、あまり他者に対して
「But」を表出することは無い、本来の目的からずれた会話の進行になる確率が減るのではないかな〜。

自己肯定出来ている人は「なるほど、そういう手法、考え方もあるんですね。」と
「はい。わかりました!」と受けとめられる、と推察(私調べ)

自分をいつくしむことが出来る人になることが他人をいつくしむことが出来る。

さて、モチロン結婚はGOALではないので、今日はHAPPYな結婚生活継続の上での
コミュニケーションに関しても、やっぱり「男性脳・女性脳」大事だよね〜という
話で盛り上がりました。

また、定期的に幸せ報告してもらえる関係性を築いていきたいです。


posted by Yukiko at 17:01| ☆男性脳・女性脳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月26日

気持ちがゆるさないって言ってる!!by麗禾ちゃん

まさか、愛すべき成田屋のブログから男女脳の話が書けるとは・・・

麗禾ちゃんと勸玄くん、姉弟の「やりとり」に
男性脳・女性脳の違いを見ました。
まあ、読んでください。↓
http://ameblo.jp/ebizo-ichikawa/entry-12065383765.html

読みました?
勸玄くんの足が麗禾ちゃんの首にあたってしまったときのやりとりで
私が一番響いたのは、海老蔵さんのツボと同様

「れいかの気持ちがまだ許さないって言ってるexclamation×2

ここです。

「ごめんなさいって言ってもヤダ!」
「まだ、気持ちが許さないって言ってる!!」

このように、しっかり自分の声(気持ち)を聴けて、認識できている麗禾ちゃん、いいわ〜!
長じて自己内対話がしっかりできるマチュアな女性になれる期待大ですな。


対してかんかん。


「ゆるしたぁ?」


のんきな感じがいいですね。
ここでの「許す」「許さない」は、
麗禾ちゃんは「許すための気持ち」が大事なのに対し
勸玄くんは「許す行動」したか、しないかが大事のように受け取れました。

やはり家庭内でダイバーシティの発見はおもしろい。

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みなさんの身近な環境でも、こんな発見ありませんか?




posted by Yukiko at 12:25| ☆男性脳・女性脳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月08日

男女の違いが分かれば、人生は9割うまくいく?!

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ジブラルタ生命保険株式会社様が「輝く女性」を応援する取り組みの一つとして、
2015年4月に、女性に向けた人生の「もしも」に備えるための情報サイト「コロツエ」を開設
その中で、「お悩み相談室」の連載を担当させていただいております。

なんのお悩み相談かというと 男女の「ミスコミュニケーション」についてです。
第一回〜第三回まではUPされていますので、どうぞ読んでみてください!
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コロツエサイト内人気の記事の第1位が初回の「残業する部下を褒める上司。定時帰りでも評価される方法とは?」のまま・・・なんですが、嬉しい反面、「更新しているのに、あれ?」みたいな複雑な気分です

いやいや、欲をかいてはいけないですね。
読んでいただけたらありがたいです。


posted by Yukiko at 17:41| ☆男性脳・女性脳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月19日

「君は●●の役割で良いだろう」ではなく「あなたに●●の役割を任せたい」

そろそろ期末〜期首の人事の異動に兼ねて
アセスメントの季節でもありますね。

コト・目的達成行動が価値機軸の男性脳はよくタイトル通りの言葉を使います。

「君は●●でいいだろう。」
「あなたは△△でいいよね?」

気持ち・目的そのものが価値機軸の女性脳には
「〜でいい」は、妥協間に合わせ的なニュアンスが含まれているように感じます。

男性脳的には全くそのつもりがない、悪気が無いことは理解できますが
言葉を大切に紡ぎ積み重ねる女性脳にとっては信頼関係が揺らぐポイントとなるので
心に留めていただきたいと思います。

このところ、異動人事で
「メンタル不全になった人たちが復職(し社会適応をリハビリ)する部署室課」や
「年功序列の弊害による、職級は高いけれども管理職にはなれないに人たちを束ねる部署室課」
にベテランの女性社員をリーダーとして、
「時には彼らに寄り添い、時には鼓舞しながら、仕事を前向きに取り組みさせる」
といった役割を任命されるケースをよくききます。

その際に

「今回の人事は昇格とか昇給と関わりは無いんだけど、肩書きって要るからね」
「グループリーダーでいいかなと思ってる。」「なんか女性活躍っぽいよね」

・・・と言われて、顎がブラジルに着きそうになりましたとご報告いただいたこともあります。


会社ゲームという双六を進めるにあたって会社ごとに色んなルールがあるでしょう。
40歳を過ぎたあたりから男女関係なくアウトプットに対して見合うポストがすくなく
どんなに成果を出しても昇進昇格昇給が伴う役割任命にならないことも多々あることは
双六を進めていくうちに暗黙知で学ぶもの。
(※そもそも双六だなんて思わなくて参加しているのが多くの女性脳ですがこれはまた別の話。)

話を戻しますが、
しかし、結論は変わらなくとも、せめて、その、伝え方は工夫できる。

昇格昇給が伴わないという、その【結論】だけ先に言うのではなく
担ってもらうその役割がいかにこの組織に必要かと【目的】と【存在意義】と
その役は「あなたの資質、経験、能力が活かせる」という【期待値】を伝えて
「グループリーダーいい」ではなく、「グループリーダーいい」としっかり任命してほしい。
結論はそのあとでも問題は無い。


作業のみしか求めていないなら、結論ファーストコミュニケーションで構わないと思いますが
「昇格も昇級もないけど、質の高いアウトプットと周囲のマネジメントをよろしく。」
と言ってモチベーション高く仕事に従事できる人はそうそういません。

「で、いい」コミュニケーションはそう思われる引き金になると肝に銘じで
「が、いい」コミュニケーションで責任を取る。そんな上司を増やしていきたいです。

話が変わりますが、本日は、木曜ドラマ「問題のあるレストラン」の最終回。
オンタイムでは中々見られませんでしたが
男性社会を生き抜く働く女性にとって非常に考えさせるテーマが
全10回の中にたくさんあって非常に面白かったです。

クソムカツク社長は「でいい」コミュニケーションの最たる態で
今日の最終回は、どうなるのか楽しみです。

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posted by Yukiko at 16:18| ☆男性脳・女性脳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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