2018年05月31日

相手の論点・自分の論点

本日も石井由香梨先生によるWoomax社内研修

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Zoomを使って、名古屋と長野も繋いでディスカッションをしています。

私はお邪魔にならないように、午後は近くのカフェにてテレワーク

思考の癖は人の数だけ多様なものですが、
みなさんは、普段、人と話をするときにAとBどちらのスタンスで会話しますか?

A 人の話を聴いて、自分の今までの経験や意図に照らし合わせて、相違する部分、不明な点に対し、質問して理解を深める。

B 人の話を聴いて、前後の会話や今までの相手とのやり取りから相手の意図を類推し、相手の意図に沿った会話をして理解を深める。


私は、おそらく物心ついた時からBのスタンスなので、「会話ってそういうもんだよね」と思っていたのですが
Aタイプの人も「当たり前に」存在するんだな・・・という発見を致しました。

自分が発信者の場合はAのスタンスでもあまりミスコミュニケーションは起こらない。

しかし、相手が発信者の場合には、相手に論点(伝えたい意図)があると考えられるので、相手の意図を探らず、"自分(の経験)”を照準に、合致か相違かのジャッジをし、相違の場合、相手の論点と自分の論点との違いを是正しようという行動は、論点のズレを生む。

=ミスコミュニケーションに繋がりやすいんだなあとしみじみ思いました。

私の著書でも紹介していますが、
私の基本スタンスは「相手矢印」です。

端的に言えば、人と話をするときに「相手の論点は何か?」をまず考えるスタンスです。
ということは、私が経営するWoomax、Charamaxは「相手矢印のBスタンス」とも言い換えられます。


反対にAスタンスは「自分矢印」です。

端的に言えば、人と話をするときに、「自分はどう思ってるか、どう感じるか」をまず先に出すスタンスです。
これは、WoomaxやCharamaxではなく、Memaxと呼びましょう。


てなわけで、ウチの看板掲げて仕事する人はとりあえず、Woomax/Charamaxであって欲しいと思います。


「多様性の会社の癖に、Memaxは認めないのですか?」

という質問がくるかもしれませんので、先にお答えすると、
世の中には「Memax」というあり方があって良いと思います。当然です。
…が、弊社の中では「ない」です。

小さな小さな「アメリカ行き」の船で、燃料もアメリカ行きの分しかないのに
ええ、なんで「アフリカ」に行かないのですか?と言われているようなものです。
ダイバーシティだからといって何でも有りなわけではありません。
目的地を掲げている船なのだから、目的地に行くことが大事なことなのです。

小さな小さな「アメリカ行き」の船の船長としては
もしも、アフリカ行きたいならシンプルに「アフリカ行き」の船に乗りなはれ
・・・と思います。

しかし、そもそもアメリカかアフリカか自分がどこに行きたいかがわからない
という場合も往々にあるでしょう。

でも、そういう船員がいると、船に乗ったはいいが、進路がよく分からない
よくわからないと上手く漕げない・・・に繋がっていきます。

人生100年、はたらく期間50年の現代では、それも中々由々しきこと。


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posted by Yukiko at 15:23| ☆ひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月05日

日本郵便の「転送サービス」の内容を学ぼう!

2018年、あけましておめでとうございます。
Woomaxは昨日4日より始動しております。

そして、誠に勝手ながら、弊社もペーパーレス化を推進し、
本年よりグリーティングカード(年賀状)の送付を差し控え
年賀状をいただいた方にはメールでのご挨拶とさせていただきました。

ただ、私・個人では、年賀状書いております。
2017年末は激務のため28日の投函となりましたが、
昔から書くのも戴くのも楽しみです。

今年は中学時代の友の一人に送った年賀状が
「宛先不明」で返ってきました。
本人からの年賀状は届いており、私が書いた住所と同じ住所から送られてきている。
「大体、●●家とすれば何十年もそこに住んでるハズなのにおかしいな〜」と
本人に連絡したところ「なんでだろ〜?」という反応。
とにかく、引越ししてない本人を確認できたのでもう一回送ろうとは思ったのですが

「もう一回52円貼って出しても同じ事(返送)が起こらないとは限らない。」
「つーか、なんで私が間違ってないのにもう一回出さねばならないのだ!」

私はこうした「?」を自分が納得できる解が出るまで追究する性質なので
昨日会社の近くの郵便局に彼女がくれた年賀状と帰ってきた年賀状を持参し
「私は52円(8日を過ぎれば62円)を再び出さねばならないのか?」と問うてみた。

対応してくださった女性職員はとても良い方で
「それはおかしいですね。調べましょう。」と送り返してきた郵便局に問い合わせて調べてくれたところ、

「転送期間が切れたため差し戻しました」
・・・とのこと。

「え!本人がそこ住んでるんだから、転送期間が切れたら、そのまま、書いてある住所に届けてくれればいいじゃん!」
と思いつつ、当人に連絡。

彼女は都内に2軒家があるので様々な事情で行ったり来たりする理由も有り、転送をかけてはいたものの、期間満了後は私の認識同様、普通に元通り届くものと思っていた模様。

しかし、郵便局の転送サービスとは、
転居届の届出日から1年間、旧住所宛てに届いた郵便物を新住所宛てに転送してくれるサービスで、1年間を過ぎたあとは、また元に戻るのではなく、旧住所に届いた郵便物は差出人に戻されるシステムらしい。

その相手方の郵便局員曰く「転送期間は28日までだったので、29日以降にこちらに来たものは全て差し戻しています。我々はルールに則って行動している。再配達を希望するならもう一回52円を払え。」ときた。
ふむ、そっちの物差しのみから見れば、労働コストかかってるし、それが正しい行為なんでしょう。

会社の近くの郵便局員さんはそれに対しいろいろ言ってくれたのですがシャットアウトされ、私に謝ってくれて、逆にそんな思いをさせて申し訳なかったと感じた次第。

しかし、日本郵便のHPにも「1年間を過ぎたあとは、また元に戻るのではなく、旧住所に届いた郵便物は差出人に戻される」旨の明記は無い。明記の無い事を「ルールである(お上のお達し)」「(お上のルールを)知らないのが悪い」という姿勢は如何なものかとは思うが、ググれば、アフェリエイターさんが作ったと思われるサイトにそういう主旨が書いてある。まあ、それも含めてやっぱり、この世は、まず「知らないのが悪い」なんだよな〜を痛感した出来事でした。

ちなみに以前はこんな解答であったらしい。
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今はこう
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繰り返しますが、「1年間を過ぎたあとは、また元に戻るのではなく、旧住所に届いた郵便物は差出人に戻される」の明記が無ければ、現状のQ&Aではまだまだサービスの内容を誤解する人が続出すると思うんだよね。

というわけで、今回の学び。

転送サービスは転居による転送サービスであることが大前提である。
⇒たとえば、長期入院で病院に転送させることも可能だが、その場合、病院に転居したという届出をし、退院した後は再び病院から自宅への転居届が必要ということ。
⇒言葉を略してしまうことにより、前提が取り払われる。※転居をしない多様な理由の転送もできる=そもそも転居してないので、期限が終われば戻るであろうと誤解を生むし、転居届を出す必要があるなどという発想をも失念する。

言葉は大事ですね。
言葉からイメージが湧き、イメージが行動を促す。

思い込みの源泉は言葉なのである。

2018年も言葉を大事にしていきましょう


posted by Yukiko at 15:57| ☆ひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月01日

親不知を抜く

本日は、朝、こちらで

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左側の水平埋伏智歯(歯茎に埋まった横向き親不知)を抜いてきました。

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このレントゲンを撮るのも、なんか、黒い小さな板みたいなのぐりぐり入れられ、右指で押さえながら撮るという初体験。
出すときオエッてなりそうだった(笑)けれど、新しい体験は、何事も、ある意味、楽しい。

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手術前にはいろいろ説明を受ける。
うう、聴けば聴くほど「ナシ」にしたいが、最悪のケースの説明は回避型思考としては理解できる。

四半世紀前に、嫁入り前に親不知は抜いておくものだという倫理観をなるほどと納得し上2本右下1本の計3本は抜いた。
しかし、左側は埋まってるし(その時は横向きではなかったが)悪さしないなら大丈夫でしょうと言われ、素直な私は「そうか」と納得し、左下の親不知はその後休火山の如く眠って25年・・・。

9月、秋以降繁忙期に入る私のスケジュール。
登壇連続が続く中、ふと「え?顔だけ太りました?」と思われる事態に。
左の奥歯の奥の歯茎下の方が痛い・・・。
頬から顎に近い部分を押すと痛い。右側を同じように押しても痛くない。

むむ〜と思いつつ歯医者に行くと
「奥歯の奥に、菌が入っちゃったのかな〜。様子を見たらいいんじゃない?」
ということで、様子を見ることに。。。。

しかし、シシドジョー的な腫れは引いたものの、
鈍い痛みと食事後の歯に挟まり感が半端なくなり
だんだん盛り上がる埋もれた親不知をとうとう抜く決断に至ったのであります。

今回の痛みの原因は、
長年少しずつ奥歯と埋もれた親不知の間に入り込んだ食べカスから
蓄積された歯石から歯茎に菌が入り下から腫れてきて歯が痛みだしたという。
この痛みと付き合い2カ月半、ようやくごきげんようが言えるわけです。

写真を見ていただくとわかると思いますが
埋もれた親不知の下が黒くなっているところが化膿している部分らしい。
段々、普段の手入れを責められた気分になり、
「歯間ブラシすら入らない奥の奥の手入れなんて無理だっつーの!」
と【心の中で】先生に八つ当たりし、いざ、まな板の鯉。

麻酔、まずは塗るものからはじまり、後2本「痛いですよ」と宣言されながら打たれる。
うう。この「痛いですよ」の宣言って要るかなあ・・・。

聴くと余計身体が強張っちゃう気もするけど、「チクッとされりゃあ、そりゃ痛いんじゃないの?」と想像しないタイプの人は「聴いてなかった!」とか逆ギレするかもしれないから、「痛いものである」と意識させるために言うのかもな・・・などと考えていたら、だんだん、口の感覚が無くなり滑舌よく喋れなくなりました。

そして、手術開始。

ごりごり音がする。
しかし、口が裂けそうだと思うほどグイグイ引き伸ばされるので
手術中は正直口角部分が痛かった。

そして、無事終了。

歯.jpg

膿んでいた肉もごっそり削られました。ひい。
※リアルな鮮血も映る写真だとご気分害される方もいると思うので加工しました(V)o¥o(V)

そして、今、3時間経ちました。
2時間くらいで痛みが半端なく襲ってきたので、うん。中々痛いねえ。
気分転換にブログ書いちゃおうと、
貰ったロキソニン60gを倍にして飲んで今に至ります。
ロキソニンが効いてくるには大体15〜30分かかります。

「痛み止めは我慢するもんじゃない」が教訓なので、うまく時間配分考えて
本日を乗り切ります。

そして、口角をグイグイされた結果、左の口角付近がパンチ食らった人のようで
素のままで歩くと「もしや誰かからDV受けている人では?」
と心配をおかけしそうなのでマスクを着用。

顎付近、顔が腫れたら記念に写真撮って報告しますわ〜。
posted by Yukiko at 13:45| ☆ひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月06日

人生100年時代のライフプラン3.0

母が先日87歳になりました。
多少足がおぼつかない部分はありますが、いたって健康。
頭はしっかりしてますし、一人で外出し、行きたいところに行って
仲間と趣味を楽しんだり、買いたいものを買うことも普通です。
人に世話をされるどころか、まだ人の世話ができる状態。

今度、政府は人づくり革命の有識者会議のメンバーに
リンダ・グラットン氏を起用しましたが、
長生きな特別な人だけが100歳以上生きる時代から
多くの人が人生100年時代をとうとう迎えるにあたり、
ライフプランも時代と共に設計変更を余儀なくされているというわけで
千葉商科大学教授・日本FP協会専務理事の伊藤宏一先生「ライフプラン3.0」という名前で提唱されています。

このライフプラン3.0のポイント(私なりの解釈)は

40歳や50歳の転職は当たり前。
 ※フルではないにしても多くの人が75歳くらいまで年金ではなく労働収入を得るようになる。
・結婚したら外の仕事も家庭の仕事も【共働き】子育ても【共育て】が当たり前。
 ※シングルインカムは個人が複線的キャリアを描く上でもリスクに捉われ発想が限定される
・多くのチャネルを持てるコミュニケーション能力はリソース。
 ※友人関係、地域コミュニティ、趣味のつながりなどを継続して持つ力は100歳まで生きる上で欠かせない。

これを見ると、私の母はライフプラン1.0(大きな会社に入り、そこでずっと働いていれば給料はずっと増え続け「夫が稼ぎ、妻が専業主婦」が当たり前の時代)の時代でありながら、さながら2.0を飛び越え、3.0を実践してるなあとしみじみ思います。

に関して言えば
大連で生まれ、戦後日本に帰ってすぐは一年働いてから高校に行き、
大学で資格を取り、企業では50歳で転職もし、70歳まで働き
薬局でその後2〜3年フルではたらいてました。

に関しても
父もある意味、時代先取り男でしたから、仕事≦家庭の価値観を持ち
定時で速攻帰ることは当たり前だったので、それを意識したわけでもなく共働き&共育ては実践。

については
小学校時代から大学時代まで学生時代の友人、趣味つながりの友人
ご近所さんに至るまでネットワークは広いので確かにイキイキしている。。。

類友なので、母の周りは市井の人でそういう女性が多い。
Facebookでつぶやいたら、インタビューにして本にすべきとお友達に勧められ
そうか、小説仕立てにしても面白いのかもしれない・・・などと妄想しております。

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posted by Yukiko at 17:57| ☆ひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月15日

2017年度健康診断

実は、激しい運動と肝臓の回ではまだ書けなかったのですが、
本日は「乳がん検診」〜「要精密検査」のお話です。

さて、私が今回受けたのは「エコー検査」
この、検査が、まず、長かった・・・。

寝ながらぐりぐりエコー検査です。
左胸を診るときは左腕を上げる。はい。上げてます。
上げてますが・・・腕・・・プルプル

「すみません、もう、お、下していいですかぁ!?」
と言いたくなるくらい長かった。

じっくり何度もカチカチパシャパシャ撮るので
その時点では「え!私、なんかヤバイの?」と気になります。

しかし、その日の先生からのコメントは
例の激しい運動による肝臓の異常値のみの指摘だったので
「ふーん?」と思いつつも、まあ、検査結果が来たら考えよ〜と待っていました。
そして、やってきたのがこちら。

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なんか10か所もいろいろ書いてある!!

長かった左よりも右のほうが項目多いし!!
しかも「本人は開けずに専門医に渡してね!」という
注意書きのついたぶ厚めの紹介状があるではありませんか。
しかも「緘」の押印をされて封印・・・。

重々しい紹介状、有難いものではありますが、なんと、不安を煽るものでしょう。

さまざまな葛藤を0.3秒巡らせて、
しかし、まず、やらねばならないのは再検査の予約。

「もしも、最新の検査までいくとなると4万円くらいかかるので
 キャッシュで用意しといてください」
と言われ「げぇ。高い!」と思いつつ、そんなお金以外にも、
さまざまな覚悟をし、いざ検査へ。

この間、約1週間でした。
なんか、この1週間はぐりぐりエコーでされた左胸が
なんだかシクシク痛い気がしたり、気のせいか?いやなんとなく・・・
という自己内対話も繰り返していました。

そして、昨日検査してきたわけです・・・・。
今回も最初はエコーでぐりぐり。
その後は、あの、痛いマンモグラフィです。

ん〜。久しぶりでしたが、変わらず痛いよ!

でも撮ったらすぐに先生からよばれ、
結論は「(加齢による)乳腺症だね。」でした。

安堵

先生からは

「いろいろ検査結果に書かれて不安だったでしょ〜。エコーだけだと判断付かないからね〜。今度から一緒にマンモも受けたほうが良いよ!」と言われました。


なるほど。

「マンモって痛いから受けない!どうせ大丈夫だし!」
と考えていた私に下された結果は「要精密検査」で「E」判定の列挙。ひぃ。
さすがの私も様々な逡巡をしてしまった。

そして、そもそも、最初からマンモとエコーをセットで受診しておけば、この悶々とした3週間は無かったのだ。

ただ、往々にして、人はこうしたことをしがちな生き物ではないだろうか。
自分の決断如何で、悩む必要もなかったことに悩むということ
感情ダダ漏れ系の人の場合、それは周りをも巻き込んでいくものになるでしょう。
気をつけねば。。。。

ちなみにマンモとエコーだけだったので再検査は4000円超くらい。
「1/10で済んだってことだ!なんとありがたい!」と感じる一方
「本来は、5月の検診で全て済んでいた…ということを忘れまい。」
「感情面で周りを巻き込みはしなかったけど、検診センターには私が本来不要の紹介状を出させてしまったことになるな・・・。」と反省。

ということで、今回の学び

乳がん検診はマンモとエコー、セットでね

はやく、日立の無痛乳がん診断を皆が受けられる日が来ますように。

女性の身体の変化にはホルモンの影響によるものが多大。
今回の乳腺症も無関係ではないのです。キャリアと身体のことをより知りたい!という方はぜひ分科会Bにご参加ください♪↓↓↓
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2017年06月12日

試練の乗り越え方

先週、海老蔵さんがあさイチに出たので録画してじっくり観ました
印象深かったのは、視聴者から

「試練がやってきたときどのような考え方で乗り越えますか?」
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という質問があり、彼は

平常心ですね。」

と答えていたくだりです。

小さくても大きくても日常的に、心乱れることがある中で、
大切なのは軸、自分自身を見直す平常心である。


といったことを話す海老蔵さんに
イノッチが「もともと軸はあったのですか?」と質問するも、

自分の軸はもともとあったわけではないけれど
自分の物差し、他の方々の物差しは全部違うので
そこで大事なのは、流されるのではなく、
冷静に自分を見直し「自分としては、どうなのか?」ということを明確にしていくことが境地を脱する手立ての一つだと思う。


と答え、

誰も助けてくれない。とにかく誰も助けてくれない。
何事も自分でやらなくてはいけないということが世の常
助けてくれる部分もあるけど、本当のところを助けてもらうことはできない。
そこはやはり自分がしっかりするということ、平常心ですね。


というところは私が最も深く頷くところでありました

有働さんが
「でも、折れちゃいそうなことないですか?誰か助けてくれよぉ〜って…」と聴くも

「そこも自分でセーブします。へし折れてへし折れてへし折れてへし折れてへし折れてへし折れてへし折れてへし折れて無くなっちゃって木端微塵みたいになったところまで行ってるんで、あまりもう折れなくなっている」

と笑顔で応えていました。

誰も最初から軸があったり折れない心があるわけではない

んですよ。なので、自分自身が「折れやすい」「軸が無い」と思う人は
こういう海老蔵さんのエピソードを聴いて、
いきなり反応で「私には無理」と思ってしまったとしても
ふんばって「まずは彼の言わんとするところは何だろう」と受け止めてみてほしいと思います。

昨日の荻原次晴さんの「しくじり先生」も非常によきアドバイスがありました。

世の中的にスゴイ優秀な人(自分のコンプレックスが刺激される人)と対峙した時にやってはいけないこと3つ

1)負けたときに「自分は本気出して無いだけ」と逃げること
2)出来なかった時に「どうせ無理。やったって無駄。だって…」
  と自分がやらないことを正当化すること
3)周囲に八つ当たりをすること

優秀な双子の兄がいたおかげで自分の存在すらも否定された気分になっていたときを
振り返り「やっちゃいけなかったな」と思ったことが上記3つだと言ってました。

スゴイ人を目の当たりにしてどれもついついやっちゃいそうですが
特に2番目の思考が日常的に癖になっている人は、
きっと海老蔵さんの平常心の話を聴いても「すごいなあ。でも、私は無理」って瞬間思ってしまうでしょうか。
ただ「無理!」って思っちゃうと、脳の思考が停止してしまうので、
一呼吸おいて
「それってどういうことかな?私の中で活かせる部分はあるかな?」
…って考えてみてほしい。

TVを見ていてふと思ったことでした。

海老蔵さんの「自分の物差しと他人の物差しは違う」という言い回しはダイバーシティの研修で、常に私も常用している言い回しで贔屓冥利に尽きました

そんな物差しの違いを体感できるセミナーはこちらです↓↓↓
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2017年05月26日

激しい運動と肝臓

さて、Facebookでつぶやいている通り
1年以上通っているバレエがあまりにも上達しないので
さすがに、もう少し上手くなりたい・・・という欲求から
X BODY を始めました。


SIX PADは毎日やっていたので電気には強いと思っていたんですけどね
いやいやいやいや、レベルが違う。
たった「20分」で通常のスポーツジムの約3〜4時間分のトレーニングと同じ効果と謳うだけあり、なかなかハード。

ただ、効率大好きの私には向いている。

・・・向いているのですが、今週、一年に一度の健康診断がありました。
2018年に50歳になる私は「人間ドック」を推奨されたため、受けることに。

身長、体重、体脂肪率とみていくと、体重は去年より1kg増加したものの
体脂肪率2%近く下がっている。筋肉が増えたんだなあ。筋肉のほうが重いもんなあ〜。

なんて思いながら様々な検査を受け、最後、医師からのフィードバックの時間。


なんか、神妙な感じで先生が
「肝臓の数値が去年より著しく変化しているのですよね。」
「最近、食生活を変えたり、飲んでるサプリを変えたとかありますか?」
と訊いてくる。

「ええ〜、口に入れるものでは特に最近何も変化はないですよ」と答えつつ
結果表を見ると、肝臓のASTとALTが去年の3倍の数値を示している。

お医者様からは
「2週間後正式な結果を郵送するので、その結果を持ってかならず内科で受診してください」と伝えられ、
「え!私肝臓悪いの?お酒も飲まないのに・・・。ストレス?ん〜?」
悩みながら帰って調べてみると、

検査を受けるときの注意点として、検査数日前に激しい運動等を行うと、数値が高く出ることがありますので、激しい運動はさけるようにして下さい。
という文言がいくつか出てくるじゃありませんか

この高値は、3日前に行ったX BODY が所以か!!!

みなさん、X BODY は、私のように運動と無縁の人にもおススメですが、
無縁の人は健康診断前に行く前1週間は控えましょう(笑)

さて、肝臓を酷使しすぎたなと反省し、本日、X BODY に行く前には
糖を少し入れたほうが良いと考え、しなやかに摂取しておこうと思います。
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本当に自分の身体を知ることは大事だなと思いました。 

私たちは普段、自分の「身体」の事についてよく「知る」機会を持つことへの優先順位を下げがちです。
しかし、キャリアを構築していくには、とても重要な要素であることも事実。

7月8日のWoomax5周年セミナー
分科会B 西山さんの話は、知っていそうで知らない身体のこと、学べます!↓↓↓

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posted by Yukiko at 15:24| ☆ひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月28日

5次元で伝える

こんにちは。竹之内幸子です。
今日はプレミアムフライデー明日からゴールデンウィーク突入9連休
・・・という方も多いのでしょうが、株式会社Woomaxは暦通りの営業中です

さて、4月に入り怒涛なスケジュールが一旦落着き、
録画したもろもろを観る時間を取れるようになりました。

で、先日ようやく巻き戻し巻き戻ししながらじっくり観たのがコレ↓
「熊川哲也×膳場貴子 本音トークインタビュー コトバで踊る!」
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当たり前ですが、Kバレエ公演の宣伝番組です。

しかし、まあ、好き嫌いはあるのでしょうが、
彼の語りは説得力が半端ない。

彼曰く

自宅は自分の好きなモノしかない。好きなものに囲まれて生きている。
僕が好きなものを理解できない人もいると思う(例えば古書とか)
しかし、僕の家に来た人は、古書を一瞥した時は「うわ、臭そう!」とか内心思っているかもしれないけれど、僕が語った後は心から「すごいね〜」と称賛する。
なぜならば、僕が“五次元”で完璧に語る(表現する)から


五次元とは、
縦×横×高さ×時間の四次元に“”を足した世界です。

私は“愛”“想い”に置き換えた方が入りやすくなるだろうなあと思いつつ、
彼が語るなら「愛、その通りだ!!」と深くうなずく私。

先日ダイバーシティ推進の研修で伝えた大切なことの一つに「志の共有」を挙げました。

そもそも共有するための「志」は、自分が行おうとしていることに対し
どれだけ本気で向き合っているかで「ある」か「ない」かが自分の中でわかると思う。

ただ、人は、聴いている方があまり興味が無い事柄についても、
それに真剣に向き合っている人の話は聴いてみようと思うし
聴けばなんらかの行動しようと心動かされることもある。

一方で言行一致しない、口先だけであったり利己的な自己保身による強制を感じたら
一気に心を閉ざしてしまう。

なので、他者に想いを伝えるなら、それだけ自分が本気で信じることが必要だし
何かを誰かに関わってほしいと思う場合は、
関わってもらってその先に成し遂げたいことと、
その理由が明確になっていることが大事だと思います。

相手に自分事化してもらうためには
「何をするか」「なぜそうするのか」の指示だけではなく
「なぜ(自分が本気で)そう思うのか」「その結果(あなたと)どうなりたいのか」
「なぜ(あなたに)行動を共にしてほしいのか」という
語り手の“想い”が必要ということは、私も常々“心底”思っているので
熊川さんの“五次元”と似ているものを感じました

だから、熊川さんの語りには全て
「バレエ」にも「古書」にも「スーパーカー」にも“愛”“想い”があることが伝わるので
“俺様”に違和感を感じてしまう人も思わず納得しちゃったり、
彼のSTORYに引き込まれていくことが多いのではないかな〜。

このトーク番組のツイッターの感想を見てみると・・・↓

何度も俺と言いながらも強圧でしゃべりまくる熊川。これは、知らず知らずのうちにぐいぐい引き込まれる・・

熊川哲也。TVつけた時になんだこの俺様な人はと思ったけど、バレエとか仕事を語る姿は少年のようにキラキラしていて、かっこいいな。

俺様な態度はそれはそれで相手の興味を引くから、あえてそんな態度をとってるのかとすら思った。

テレビで熊川哲也のインタビュー、話し方がすごい俺様だ、イメージ通り。いやいいんですけど。

熊川哲也の言ってることマジで染みる
熊川哲也最高だな。クリエイターズファイル見てる気分になる。


うん。やっぱり、伝わっている!!!と思った次第でした。

さて、2020年の教育大改革で、高校生までに身につけるべき能力として
従来通りの「知識・技能」に加えて、
「思考力」「判断力「表現力」「主体性」が挙げられています。

熊川さんは「感動できない人には良い表現はできない!」とおっしゃってますので
今の季節なら、道端のつつじを見て感動を深堀していく志向性が求められているんだなとも感じました

それでは、皆様、良いゴールデンウィークをお過ごしください!

2017年7月8日(土)14時〜 来てね↓
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2017年04月03日

黒のスーツ

社外取締役を務めさせていただいているアイネットの入社式に参列してまいりました。
フレッシュな顔ぶれ、フレッシュな気をいただき、私はリフレッシュさせていただきました♪

当たり前に、皆さん黒のスーツで勢揃い。
私がかつて新入社員だった27年前・・・
私は「カーキ色」でダブルボタンのスーツを着て
就活をし、同じスーツで入社式にも行った記憶がある。

その当時の私はかなり頭が湧いていたという自覚もありますが
今のように「黒・紺・グレー」マストという世の常識もなかったように思う。

ということでググってみたら、たしかに、その頃の就活では
服装で自分を表現するというのも手段の一つだったような風潮が見られる。

写真を「80年代-00年代『JJ』におけるリクルートスーツの変遷」さんより拝借
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そうそう。私のスーツはこの真ん中のグレーのダブルのスーツっぽかった!
肩パット入っていたし(しかも色はカーキ…)
そして、スカートの丈も5cmほど短かったような気もしてきた。
恐ろしい・・・。当時はそんな自分にまったく疑問を持たなかった。

池田会長が新入社員の皆さんに贈る論語の一節「性相近也、習相遠也」
入社時は「頭の湧いた猿」だった私も、まだまだ修行中ではありますが、
「己の出来ないところを受け容れ、周りに心からの感謝が出来るように
日々過ごすことを心がけ、それを積み重ねてきて」から
少し人生が変わったように思う。

新入社員の皆さんが、今日から何を積み重ねるかで本当に未来が変わる。
習慣こそ第二の天性。デザインするのは自分。

フレッシャーズにはキャリアを楽しんでデザインしてほしいなと思いました。


posted by Yukiko at 14:20| ☆ひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月27日

「どのような意味があるか?」より「どのように用いているのか?」

最初に営業期間のお知らせです。
2016年は12月28日まで、2017年は1月5日から始動します。よろしくお願いいたします。

そして、ブログを書くのは2016年今日を〆にしようと思いたち
昨日学んだことを書いてみます。

毎月一回「哲学の会」で学ばせていただいております。
学び始めて、かれこれ5年になりますが、探求し甲斐のあるテーマが尽きません。
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昨日は前月からの続きで、前期ヴィトゲンシュタインの『論考』から
「今、目の前にある事象は伝える(100%意味を伝達している)状態に出来る」かどうかを考えることからスタートしました。

「出来るでしょう」
「いや、無理でしょう」

あなたはどちらのタイプでしょうか?

「え、面倒くさい。どうでもいいじゃん。」

こういう人もいるかもしれませんね

これを読み、
出来ると思う人は前期ヴィトゲンシュタインのように
「言葉を正しく定義することにより可能だ」と思われたたのではないかと思いますし
無理と思った人の中にはダイバーシティを実践しているので
「人は一人一人違うから100%は難しいでしょう」
・・・と、思われた方が多いのではないでしょうか。


「哲学上の諸問題と言われるもののほとんど全ては、定義の問題に帰着する。」
と言い切っていた前期ヴィトゲンシュタインと
その定義自体のあやうさに気づいた後期ヴィトゲンシュタイン。

「前期には見落としがあるのでしょ?じゃあいいよ」といって、いきなり後期から
学びはじめようとしても真に得たいことが身に付きにくいのが哲学の面白いところです。

振り返ってみれば、自分と事象の関係性は
前期ヴィトゲンシュタインが考えていた「定義(ルール)→意味」という静的なシステム論を
知らず知らずに導入しているなあと。
私は、自分のことを自分で信頼している分(私的世界)の「絶対」を赦しがちになりますが
「私」と「事」の間もかなり曖昧で絶対という表現は不適切なんだな〜。

そして、後期ヴィトゲンシュタインは、「言語の意味とはその慣用である」という動的なシステム論。
実際私が使う言葉は「使用」が先にあって、意味やルールは後付けなのです。
※「信号は「青」で渡る。」実際の色は何色と聴かれたら「緑」と答える

書いてて小難しくなってきました。

端的に言って昨日私が得たことは2つ。

@ダイバーシティコミュニケーションの1stステップで大事なのは 
 相手の話す言葉の「意味」を聴く前に、
 相手がどのようにその言葉を「用いているか」を確認すること

A 「私(の認識)」と「事(の状態)」の間にも絶対はない

  ※「私」=「事」100%には成り得ない。曖昧であることを認識する大切さ

Aの部分、自分の曖昧さををしっかり認識することで多様性を受けとめ、受容れやすくなるという
仮説をもっと納得性高く、わかりやすく伝えることが出来るようになることが私の2017年の命題とします。

それでは、皆様、良いお年をお迎えください。
posted by Yukiko at 11:35| ☆ひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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