2015年02月26日

「自己肯定感が高い」ことと「ありのままで良い」ってイコールでしょうか?

毎月1回私は「哲学の会」で学ばせていただいております。

そして、昨日仲間と対話していた中での気づきです。

「自己肯定感を持つことは良いことだ」

と言われると

「自己肯定って今のまま(ありのまま)の自分で満足しちゃうイメージがある」
「現状維持スイッチが働くと人って成長しないよね」
「だから、自己肯定を持つって本当に良いことなの?」


という問いが生まれるらしい。


なるほど。

私たちWoomaxがお伝えしている「自己肯定」

「人は全能な神ではない。不完全な生物であること。」
「不完全な部分も含め自分であると認知すること。」
「自分だけでなく、誰もがそうであることを認知すること。」
「だから、完全でなくても恥じる(落ち込む)(傷つく)必要が無いことを認知すること。」
「全能ではないが、自分の能力の中で“自分の”幸せに寄与しているコト・モノは何かを認知すること」
「自分の能力の中で“他者の”“社会の”幸せ、お役に立てているコト・モノは何か認知すること」


を指しています。

だからこそ、より良い自分、より良い社会に向かうことが出来る。
実現手段として、強みを伸ばしたり、弱みを改善することが出来ると考えています。

去年爆発的に大ヒットした「アナと雪の女王」
エルサの成長ステップを見逃さないでほしいです。

氷をつくれる特殊能力を親から隠すようにと否定されたので、
1)他者とも社会とも関わらず自分を否定しながら生きる
アナとうまく話が出来なくて氷の城に閉じこもる
2)他者や社会の目を気にせず、自分の特殊能力を肯定できる環境をつくる。
アナの「真実の愛を示す行動」によって、視点が変わり視野が広がる
3)他者と、社会のために自分の能力を活かす喜びを知る。

Let it Go は、成長過程のプロセスなのに、あたかもそれをGOALのように捉えて

「ありのままで良い(から、現状維持します。より良くなる行動なんて必要感じませんが何か?)」

というのはあまりにも残念な思考です。

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・・・というわけで、
自己肯定感を持って「より良く生きる」を実践していきましょう!
をこれからも推進したいと思いました。

「ありのままの自分」を肯定することを「他人に求める」のは自己肯定していない証です。
自己内対話を増やして自分を信頼することから始めましょう!
posted by Yukiko at 14:31| ☆ダイバーシティ・女性活躍推進 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月01日

クーベルチュール2巻、実はワーキングマザーに読んでほしい。

「ちはやふる」の作者 末次由紀さんの不定期連載「クーベルチュール」の第二巻
これを読んで、きゅんきゅんするかが「女子の気持ち
を理解できるかどうかの試験紙でもあると思うこのマンガ。
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講談社の紹介はこうあります。
美形兄弟が営むチョコレート専門店「クーベルチュール」。
その魔法のチョコを食べると、100パーセント恋が叶うと言われていて……?

そうそう。オムニバス形式で1巻に4話収録されています。
どの、恋の話もグッとくるのですが、今回私の涙腺がヤバかったのは
恋の話…ではない2巻の最終話。

「はぁ?「恋」とか、太古の昔話?」的な子育て期ど真ん中のWM(ワーキングマザー)
アラサー世代で、仕事もそれなりに責任があってやりがいもある
しかし、母としても、子どもの成長にいつも寄り添いたいジレンマを持つ主人公と
その母の話です。

育休前セミナーや復職者セミナーも、たくさんの企業様で
担当させていただいておりますが、皆さん、大なり小なり
同じようなジレンマを抱えているなあと感じます。

「仕事も母親業も気持ちは100点を目指してしまう。」

仕事においては
復職後、「時短」の制度を活用することは、周りに負荷をかけてしまうと申し訳なく思い
母親としても
子どもに対して換えが無い存在であるのに「専業」をしない自分を申し訳なく思ってしまう

「そんなこと、ないよ。大丈夫。」
「肩ひじ張らずにやっていいよ。」
と、いくら周りに言ってもらっても自分の中の「価値観プログラム」に

「仕事はどんなに夜遅くなったとしても自分がやり遂げたい」
「子どもが小さいうちに、傍にいてあげないのは母親失格じゃないか?」

というものがあれば、日常の出来事の中で上記のプログラムに振れるような出来事があると
ついつい、思い悩んでしまうのです。

(例;自分よりも(能力も経験も少ない)後輩が、やりたかったプロジェクトに抜擢された時。
   子どもから「お母さん、なんでいつもお仕事行っちゃうの?」と訊かれた時。など)

袋小路に入り込んでしまったと思った場合は、
絶対事象に対し「焦点化」してしまっているので、
「本当にそう?(仕事やめてこの子の傍にいることが【将来的にも】この子のためになるって言い切れる?)」
・・・と自己内対話をして、焦点化からの離脱を試みることがおススメ。

そんな自己内対話をするにも、心の余裕がないと難しいですね。

そんなときにも、トイレの中で、子どもが寝た後の十数分マンガでも読んで
ほっこりする時間を確保してくれたらなあと思いました。

ちなみに、私は、このWMのお母さんの一言が泣けたわけです。
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「自分の子どもを育てたときの方がもっともっと楽しかった」
もう、自分的には、孫が出来る世代ですから、このWMの母の方の気持ちが本当によくわかる。

しんどかったけど、振り返れば「楽しかった。」

「孫がかわいい、かわいいって言うけど、もちろん、実際にかわいいけど
 自分の子どもは、かわいい、 大事だということは、その子がいくつになっても変わらない。」


自分が母になって「与えるばかり」「滅私」状態と感じているWMには、
育児期は本当にとても体力的にも、心情的にもしんどい時。

どうやって乗り切るかという時に、思い出してほしいのは

自分もそうやって誰かから「愛を与えてもらって育ってきた」という「真実」
誰かからもらったギフトを順送りで自分の子どもに伝えられているんだという「感謝」

そうやって人は育ってきたということを思い出させてくれるきっかけになると思うので
恋愛マンガ?関係ない〜と斬り捨てず、WMにこそ読んでほしいなあと思います






posted by Yukiko at 09:29| ☆ダイバーシティ・女性活躍推進 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月07日

前にもお伝えしましたが・・・

大阪から帰京途中にBLOG更新☆

帰りは新幹線の時間ギリギリだったので、
楽しみだった串かつ・だるまの北新地セットは食べれなかった・・・・
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来月はもうちょっと時間に余裕を持ちます


さて、本日はダイバーシティ研修の<女性編>
男性脳・女性脳の違いの話のあと、昼食だったので
人事部のご担当者様とお弁当を食べながら、
「男性脳・女性脳」のあるある話をしていたときに
ご担当者から、

昔、上司から教わったNGワードは
「前もお伝えしましたが・・・」という前置きフレーズ
というお話が出ました。
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その前置きを聴くと、聴く気が萎えると言われたとのこと。
男性脳スイッチで聴くと「そりゃそうだよね」と同感しますし
女性脳スイッチで聴くと「え!何がNGなの?」となるだろうなあ〜とも推察できます。

男性脳は箪笥(事象をそれぞれの引き出しに格納【記憶】する)
女性脳は風呂敷(事象を大きな一枚の風呂敷に感情もいっしょくたに格納【記憶】する)

という特性上、女性脳的には以前話したことと関連していると思われることも
男性脳の記憶の抽斗が開いていないときに言及されると、
まるで理不尽に責められているように感じてしまう。

また、女性脳は積算脳でもあるので、何度も同じような話をしているのに
存外な態度を取られると、自分自身が無視されたような感覚に陥り
「どうぞ私を無視しないでください」という気持ちが籠って、相手を責めるというよりは
「何度も言うのは、無視されているようで、悲しい」という気持ちを理解してほしくて
「前にもお伝えしましたが・・・」を無意識に使ってしまう。

男性脳の方には、女性から理不尽な怒りをぶつけられたなと感じたときは
逆に「自分は何か彼女の気持ちを無視するような言動しなかったかな?」と振り返るチャンス

女性脳の方には男性脳に自分の気持ちを深く理解してもらおうとするのではなく
自分で自分の心と対話することが、実は気持ちが満たされる方法のひとつ。

自分の中の小さい自分の声にしっかり耳を傾けると、
「無視しないでほしい」というよりも
「無視されると悲しい」って言ってたのか・・・同じようでも、ちょっと違うよね。
なんて自己内対話が出来ると、周りに負のオーラをまき散らすことなく
自分もスッキリするものです。

相手がいうNGワードも「え?意味わかんない」「キャパ狭い」と斬り捨てるのではなく
是(OK)か非(NG)かは別として
自分は「なぜ、その言葉をよく前置きに使うのかな?」ということに
「興味をもって、自分の心に尋ねる時間をもつこと」
これが、とっても有意義な気がします

・・・そんなことを話してあっていたら、あっとという間のお昼休みでした。

是非、このブログを読んでくださっている皆様も
上司や周りに「話を聴く気が萎えるNGワードってありますか?」と聴いて、
自分がよく言うキーワードだとしたら「なぜ、つい言っちゃうかなあ?」と考察してみてはいかがでしょうか?

posted by Yukiko at 19:59| ☆ダイバーシティ・女性活躍推進 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月28日

女性活躍推進って何ですか?

私は小さなころから、家が東京新聞だったので
現在、東京新聞と日経新聞2紙読んでいます。

昨日の東京新聞に<女性活躍ってなんですか?>という特集記事が載りました。
〜「男性並み」もう限界〜というタイトルもついています。

理由としては、男性並みの働きを期待”の期待”の中には
「飲み会」や「親睦会」の「強制」が感じられる。
育児との両立期の人にとって「それは無理解じゃないんですか?」と嘆く向きは、
非常に、非常に共感します。

この話題を挙げると、セクハラ同様、短絡的に「じゃあ、何も言わない、誘わない」
という結論に至る場合も多いです。
しかし、不満が残り、これではまったく多様性の受容とは言い難いです。

最近の管理職研修での「うまくいってること」の中には、同じようなケースで
飲み会や親睦会の日時設定の権限は、時短勤務の人や育児・介護中の人に
決定してもらう
というものがありました。

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自社の飲み会の時期や親睦会の日などはあらかじめ余裕を持ってスケジューリングが可能。
時間制約がある本人も自分に決定権があれば、あらかじめその日はパートナー、もしくは
シッターさん、ヘルパーさんに頼むことが出来る


飲み会や親睦会は、同じチームではたらく仲間の価値観を共有し合い
チームの結束を図りやすくすることが目的だとすれば
こういった記事が出る時には
「どうしたら実現できるか?」を一緒に載せてくれると
「男性並みに働くことを求められてつらーーーーーい!
という、言わずもがな・・・な、ネガティブイメージだけが
残ることは無いのではないかなあと考えます

今は過渡期
一つの正解があるわけでなく、沢山の解をみんなで持ち寄りたいですよね

posted by Yukiko at 11:18| ☆ダイバーシティ・女性活躍推進 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月20日

2015年1月 女性限定ビジネススクール『日本女子経営大学院』が開校

先月、日経新聞でもリリースされましたので、ご記憶に新しいと思いますが
働く女性の中間層からリーダーになる人財を育てることを狙いとした
日本女子経営大学院」が2015年1月に開校されます。

日本女子経営大学院.jpg

経営に関する基礎的な内容に加え、現在企業で管理職として働く先輩女性が
周りにいない組織でステップアップを目指す受講生にも嬉しい、他社で管理職として
働く現役の先輩女性が相談相手として、キャリアの積み上げ方などの助言してもらえる
という点が魅力的だと思います

4月に、私、竹之内幸子も講師の一人として登壇させていただく予定です。
素晴らしいお歴々の中に混ぜていただいて「ひ〜」って感じですが
ご紹介により、前職のキャリアに目をとめていただき、「営業」についての講義を
担当させていただきます。ご縁に深謝です

そして、1月の開校に先駆けて、
11月6日(木)14時〜フクラシア品川クリスタルホールで
『女性が活躍する社会〜今と未来を考える〜』フォーラム
開催されます。

私もこの日は受講者として参加いたします(*^^*)
会場で皆様にお会い出来たらうれしいです。見かけたらお声かけください。
お申込みは「日本女子経営大学院」サイトのフォームからお願いいたします


posted by Yukiko at 12:01| ☆ダイバーシティ・女性活躍推進 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月25日

花子とアン 英治さんと朝市の傾聴力が神過ぎる件

もうあと2回で終わってしまう「花子とアン

「純と愛」で底値に落ちた朝ドラへの私の信頼は、
「あまちゃん」「ごちそうさん」に続く「花子とアン」で右肩上がり

実際の村岡花子は、翻訳家としてもさることながら、実は大正の終わりには
「婦人参政権獲得運動」にも参加していた女性活躍推進のパイオニアでもあり、
今の時代の働く女性のロールモデルともいえましょう。

夫の英治さんは、花子の仕事がしやすいように、家事の負担が減るようにと
当時の最新式の台所を用意してくれる理解あるパートナー。

しかし、なんといっても傾聴上手なんですよね。
昨日の傾聴シーンはこれ。

(終戦直前に息子を亡くした親友の蓮子が、息子のためにもこれからの人生前を向いて生きるために、どうしたらいいかと悩み、女学校時代の栞をいじりながら考え込む花子。)

ふと、思い立ち、
「ねえ英治さん。戦争で子どもを失った母親は大勢いるはず。そして、その人たちの悲しみを一番よく分かるのは蓮様だわ。その人たちにラジオで語りかけるのはどうかと思うの。」と話しかける。

すると、英治は・・・
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すぐに電話を掛ける花子。
JOAKの黒沢さんがOKして、蓮子のラジオ出演が決まる・・・。

すごいですよね。
花子は1人では悶々と栞をいじり考え込むばかりであったのに
英治さんに話すことによって考えがまとまり、
それを、英治さんが、聴くだけじゃなく、
承認したことによって、花子の行動につながったという事例。

傾聴→承認により行動が促すことが出来るパターンです。
この回は、世の管理職の男性や、妻がいる既婚男性に英治さんの傾聴っぷりを観てみて
実生活に活かしていただきたいなあ〜〜〜〜〜。

土曜の9時半からBS3で放送している、今週の「花子とアン」でぜひ。
この英治さんが出てくる回は水曜分なので10時15分〜です。

しかし、神対応1と言えば、本当は朝市です。
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↓先週の朝市の神対応

花子の父がラジオ出演を楽しみにしていると話した瞬間、
少し暗い表情を見せた花子を見逃さず、「はな、どうしたでぇ?」と声をかける。

そこで、自分が戦前ラジオで兵隊の活躍をスゴイと伝えたから、自分が、親友の息子を戦地に追いやったのではないか。同じように、たくさんの子どもたちを戦地に向かわせ死なせてしまったのではないか・・・と後悔の念を打ち明ける花子。

「俺も同じだ」と花子に寄り添う朝市。
「学校で、お国に命をささげることは尊いことだ、と子どもたちに教えつづけた。」
「教え子たちは戦争で何人も死んだ。」と弱った花子に自らの弱い部分もさらけ出して共感する朝市。

しかし、きっぱりと「ふんだけんど償っていくしかねえ。自分にできる事を一生懸命やって償っていくしかないんじゃねえか。」とこれからの生きる指針も出す。ここがなんとも素晴らしい。

更に、ここからが、神対応

「はなが本当に話したかったけど、戦争中にはできなんだ話はどんな話だ?」

・・・と過去質問で花子を現実の負のバイアスから抜け出させる質問をしたのです!

そして、ハッと気づく花子を確認した後、

「はなの『ごきげんよう』を楽しみにしてる子どもたちは大勢いると思う。」

と、Iメッセージで承認し、花子の背中を押しました。
おかげで、花子はラジオ出演を果たし、最後の親孝行ができたのです。

まさに、傾聴し、承認し、行動を促す質問で、本人が自律的に動いてHAPPYな結果が得られていました
Woomaxの管理職研修で皆様に伝えていること、使い方、こんな感じなんですよ!
と研修で、これこれ!と一部見せたいわ〜と思ったくらいです。

DVD出たら、買おうかな・・・。


今日(金曜日)と明日(土曜日)のあと2回。
再び神対応コミュニケーションが見られるか?・・・も楽しみです。





posted by Yukiko at 21:20| ☆ダイバーシティ・女性活躍推進 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月08日

この国の進路は、女子の進路にかかっている☆彡

昨日は『女子高校生限定!合同進学相談会 Tokyo Colledge Festival 2014』にお呼ばれいたしまして、女子高校生未来会議にJOINさせていただきました。
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少子化なのに、進路は多様化している現在
まず、大学・学部学科、その内容を簡単に把握できないほど情報が多すぎる
教育の中身が想像できない学部・学科名称が多い
いくらネットで情報が溢れていても、何を調べてイイかわからない。
親世代の時とはまったく進化している大学もある。
高校生たちが、進路を選ぶためにまず大学を知ることが大事ということで企画されたイベントです。

私は、女子高校生未来会議のメンバーの皆さんから
「ダイバーシティってなんですか?」
「女性が社会に出たときにぶつかる壁ってどんなものがありますか?」
「仕事と家庭を両立するにはどうしたらよいですか?」

という、3つの問いにお答えさせていただきました
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内容は、、、、MOVIE撮っていたので、主催者の方がいつかUPしてくださるかも

メンバーのみなさんとは、本番はもちろん、事前の打ち合わせの時間もすごく楽しかった。
みんなちゃんと主体的に動いていて素晴らしい
そして、自分で考え、自分で行動している子たちも、
本当になりたい、ありたい自分を見つけるのに悩む年代。

今、絶対のWant(したいこと)”がなくても
Can(できること・得意なこと)"や周りからNeed(求められていること)″を
仲間と関わり、たくさん伝え合うことで積み重ねたものから見つけてほしい。
友達の「良いところ」や「してもらったことに対する感謝」を言葉にする習慣をつけて
まず、自分から発信していくと、次第に、周りからもたくさんのプラスのストロークを貰える。
その中から、ぜひじっくり『自分の大切にしたいキャリア』を見つけていってほしいなあと思いました。
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12月には第三回女子高校生未来会議が開催されるそうです。
私のブログを読んでくださる方々はまさに「親」世代でしょうが
ぜひ、お嬢さんたちを「女子高校生未来会議」に参加おススメください

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posted by Yukiko at 22:37| ☆ダイバーシティ・女性活躍推進 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月29日

共感を超えるもの

おはようございます。Woomax 竹之内幸子です。
本日は札幌よりブログ更新いたしております

さて、表題の件、私は月に一回「哲学の会」という勉強会に参加しています。
哲学すること「それってホント?」が大好きなので
ハマって参加しています。

で、先日の回では、お題の「美」というテーマを超えて
「同じものを観たり、聴いたり、同じ体験をした全員に
まったく同じ感情が沸き起こる瞬間はあるか」という問いを考えました。

ダイバーシティを推進する者として
「72億人がまったく同じ感情をひき起こす事象は存在する。」・・・という意見を持つ人がいる。
ということは理解しますが、

ダイバーシティを推進するものとして(笑)
人は母胎にいるころ、人として生れ落ちる前から自らの経験、外からの影響を
受けずに生きることができないと思うので、
遺伝子の組み合わせも同様、その積み重なりが個性である、とも思うので
「ある現象を目の当たりにし、72億人がまったく同じ感情を持つことがイメージできない」
のが今の私です。

まあ、そもそも私は「72億人が全く同じ」という現象にあまりロマンを感じないからなのでしょう。

そんな勉強会での問いをあたためつつの昨日は
某企業様で9か月に渡るD&Iプロジェクトの活動報告発表Dayでした。

一期生である彼女たちのプレゼンは本当にどれも
「本気」「具体的な実践」「実践からの気づき」「組織の更なる発展性」が込められていて
普段涙腺蛇口がごっつい強固な私がうるっときてしまうものでした。

1月からの研修で私たち伝える側が伝えたいと思い、伝えさせていただいたことが、
※決して同じではない、しかし、彼女たちの中できっちり自分のものとして
それぞれのプレゼンの中にちりばめくれていたことが、ありがたいな〜〜〜と
思うと同時に、本当に、心底嬉しかったです。

私の中では、大事なのは≪まったく同じこと≫ではなく
共に感じるを超えて、本質が伝わること、です。

伝わったことが、カタチになって、波紋が広がる。
拡がることで仲間が増えることが実感できる。

感情の部分も含めた本質を伝えていくためには、
やはり「倫理」も「論理」も大切。

今日も、はりきってお志事させていただきます〜。

その前に、糖質セイゲニストにも優しい北海道。
出張の楽しみはご当地名物!
チキンスープカレーいただきました(*^^*)
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さて、本日日帰りした後、来週以降も、女性活躍推進活動行脚は続きます
先日の「マチュア世代」もそうですが、イベントにも関わらせていただくことが多くなりました。

というわけで、来る9月7日はTokyo Colledge Festival 2014内で行われる女子高生未来会議にゲストとして参加します。
16歳、17歳の皆さんの「私たちの未来にはどんな女性の働き方ってありますか?」という
問いに、忌憚なく答えちゃいます
先日、主要メンバーと打合せした際は、スポンジが水を吸うが如しの吸収力に
ワクワクいたしました。当日は結構普段企業研修では言わないことも話しちゃお〜( *´艸`)

進路に悩む女子高生&ご両親は一緒にヒカリエにご来場ください!
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posted by Yukiko at 11:13| ☆ダイバーシティ・女性活躍推進 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月20日

マチュア世代の 女性たちのこれからの生き方・働き方を考えるシンポジウム -日欧比較(デンマークの場合)

Woomaxの今は、期首であり、真夏の繁忙期
ありがたいことにメンバーみんなで全国飛び回ってます。
本日は大阪からブログ更新。
今日は先週とても素敵なシンポジウムに講演者&パネラーとして呼んでいただいたのでそのご報告です。
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このシンポジウムの主催はNever too Late!という成熟した女性たちの
これからの生き方・働き方を研究する50代女性が中心のネットワーキング

目玉は、駐日デンマーク大使館 参事官のKATJA GOODHEW (キャッチャ グッドヒュー)さんの講演&パネルディスカッション
コーディネーターは、富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ・キャリア開発専任部長の島村泰子さん
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デンマークのダイバーシティ&インクルージョンの歴史や
現状などをお聞きしました。

デンマークが2013年国連で「世界一幸せな国」という報告がなされた理由は
やはり、第一に、長寿で健康大国。
国の様々な手当てもあるし、国家に対して国民は信頼している。
経済も成長しているし安全。
そして、デンマーク人は
「変化を起こすことが出来るということを信じていることが強み」
…と語られていたのが印象的でした。

デンマークの労働市場は、「Golden Triangle」と称される3つの要素
(@柔軟な解雇規制、A手厚い失業補償、B積極的労働市場政策)から成り、
この特徴を「flexicurity(柔軟性と安全性)」という造語で表すことが出来る。

いろいろなキーワードが出て、そこから非常に学べることが沢山でした。

私が感じたのは、デンマークも課題は一緒だなあということ。

1)教育が高い(女性の大学院進学率は増加の一途※反面男性の大学院進学率は停滞気味)ので、女性の初子出産年齢も上がっているがゆえに、40代〜50代の管理職適齢期に子育てに手がかかる時期の女性が多い。

2)上記の理由もあり、女性の多くは上にいくことに興味がない。(自分の家庭・個人の充実に重きを置く)

3)デンマークでも男女間の年収格差はある。理由は多くの女性が家庭を守ることに多くの時間を費やしてるから。

しかし、課題は同じでも、方や、ジェンダーギャップ指数ランキングでは8位、こちらは105位
この差は、国の制度の違いもさることながら、個人個人の「行動量」も差なのかもしれないなあと思いました。
だって、イデオロギーのために女性たちが子どもを連れて、ある島に立てこもって、ある種の権利を獲得するようなパワーってあんまり日本には無いし、そういうのはこれからも無いかもな〜。

というわけで、いろいろな視点でいろいろ考えましたが、私たち一人一人が必ずできることを、最後に考えました。

私の話とキャッチャさんのお話しで共通していたところは、
ちゃんと「自分で、自分は何を求めているのかを明確にすること」が大事だということ。

今まで積み重ねてきたものを顧みて、長い人生、未来、自分はどうありたいかを明確にして
目的に向かって楽しみながら行動している人がマチュア世代に増えたら、
後進の女性たちもその姿を見て安心してくれるでしょう。

「成熟した大人の世界は楽しい!」こう笑顔で話せるオトナをこれからも増やしていきたいと
強く思います

今回のイベントの主催しているNever too Lateの西村さんとメンバーの皆様のつながりは
なんと、保育園ママ友
そして、一緒の保育園で育った息子さん、娘さん(みなさん20代)が
このイベントの通訳だったり受付・運営のお手伝いをとても楽しそうにしていて、
そのことにも非常〜〜〜に感動しました。

最後には、なんと素敵な花束もいただいて、さらに感激。
夏休みなしでも報われる一日でした

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posted by Yukiko at 23:45| ☆ダイバーシティ・女性活躍推進 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月01日

第三期が始まりました。

Woomaxは8月スタート
本日から気持ちも新たに第三期が始まります。

おかげさまで、5日(火)には、
『日経ビジネス課長塾(R)女性を活かすマネジャー学』
〜女性を理解し、力を引き出し、チームの成果を上げるには〜
12:30〜14:00の【戦力化編】に登壇させていただいたり

お盆ホリデー最終日の17日(日)には
『マチュア世代とその予備軍の女性たちのシンポジウム 』で、
デンマーク大使館 参事官Katja Goodhew氏と一緒に
パネラーとしてお話しさせていただく機会をいただきました。

非常に、ワクワクする期首となっております

の講座には、是非、女性社員育成担当及び上司の方に
の講座には、40代、50代を迎えて「積み重ねてきた自分のキャリアを、これからの生き方にどのように活かすとHAPPYか?」を私たちと一緒に考えたいという方々に、
ぜひいらしていただきたいです

会場で皆様をお待ちしておりま〜す

また、昨日から、WoomaxのHPもリニューアルいたしました。
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お時間のある時によろしければ覗いてくださいませ


今期も「組織で女性のチカラを最大化」です
どうぞ、よろしくお願いいたします(*^_^*)

posted by Yukiko at 18:52| ☆ダイバーシティ・女性活躍推進 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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