2018年04月17日

KAWAII KABUKI 〜ハローキティ一座の桃太郎〜観てきました(*^_^*)

すごい、久しぶりの更新です。

先日、サンリオピューロランドのメルヘンシアターが宝塚Verから
歌舞伎Verになったということで観てきました!



このように、定式幕もバッチリ。
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ハローキティ一座のこけら落とし公演「桃太郎」に本物の鬼が混ざっていた!
鬼の存在に、一座の中は大混乱・・・・。
得体のしれない鬼に戸惑うメンバー、マイノリティである鬼の苦悩、
そこで発揮される女性リーダーキティちゃんのリーダーシップとは?

ダイバーシティ&インクルージョンの根本に立ち返れる
ストーリーです。ダイバーシティ推進の仕事に携わる人は
真面目な気持ちで観に行くことをお勧めします。

歌舞伎好きの人には、筋書きにある下記豆知識で書かれてあることが
このピューロランドでどのように表現されているのかもチェックすべしです。
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女性の特性を生かしたリーダーシップってあるのか?
個の特性ではないのか?

議論が尽きないテーマですが、ピューロランドでは、
キティちゃんが発揮するリーダーシップに女性の特性が活かされているのではないのか?
と思われる箇所が随所にきらめきます。

具体的には、2015年にピューロランド25周年を記念して
リニューアルしたパレード「ミラクル・ギフト・パレード

ストーリーは、25周年をお祝いすべく、いちご王国から
キティーちゃんの仲間たちが「3つのハート」を持ってやってきます。

25周年のお祝いパーティでみんなが歌って踊っていたところ
「光」が嫌いな「闇の女王」が現れ、知恵の木から光を消し
みんなを恐怖と不安に陥れます。

そこで、ダニエルを筆頭に仲間たちが「女王様を倒せ!」と立ち上がります。
⇒「ある、ある、ダニエルってばヒーロー!」がよくあるパターンですが
ミラクル・ギフト・パレードは違うんですよ。


キティーちゃんがそこで「待った」をかけます。

※ここから先はネタバレになりますので読みたくない人は読まないでいただきたいのですが

「闇の女王にも3つのハートがあるはずだから。それを信じたい」
・・・と主張するキティちゃん。


「みんなで、光を集めよう!!」
と仲間と観客をも巻き込み、知恵の木の光を復活させ、
それを受け「私にも(かわいい、おもいやり、なかよく)3つのハートがある」と
気づき、闇の女王が、光の女王に変身する
という・・・。

まさに、ダイバーシティマネジメントには欠かせない
「相手の価値観を変える変革型リーダーシップ」
リアルに表現されていて素晴らしい。

「友情と助け合いによる世界平和の実現」という
辻会長のサンリオ創業目的にブレないストーリー。

組織マネジメントに於いても、子育てに於いても、
両面で、タメになるヒントが満載のパレードなのです。

こうしたブレないメッセージを含めマネジメントしているのが
サンリオピューロランド館長の小巻亜矢さんです。

小巻さん自身のキャリアやマネジメントの軸などはダイバーシティの観点から
多くの皆様に聴いていただきたいと、今年もWoomaxの公開セミナーを企画しました。

ぜひぜひ、いらしてくださいませ。

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posted by Yukiko at 16:01| ☆ダイバーシティ・女性活躍推進 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月09日

内閣府・女性役員情報サイト

国際女性デーである昨日3月8日に内閣府・男女共同参画局「女性役員情報サイト」で
上場企業における女性役員の状況データが更新されました。

2012年から2017年の5年間で、上場企業の女性役員数は約2.4倍以上に増えて
徐々に変わりつつあるとも言えますが、割合でみると、2017年で3.7%というのをどう見るか

・・・というわけで、今回更新されたのはこちら。
上場企業のうち女性役員が1名以上の企業を一覧化した「上場企業における女性役員の状況2018」
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私が取締役として末席に名を連ねるアイネットの名前も載っています。

まあ、いきなりたくさん人数や比率が上がればいいってもんじゃないことは確かで
そもそもの母数がいない現在を見てどうのこうの言うよりも、中長期視点で育成を
真剣に考えることが大切だなと感じます。

冒頭にも触れた通り昨日は国際女性デーということで
「女性」をキーワードにする記事が沢山UPされていました。
印象に残ったのはハフポスト紙のDELLの常務執行役員・山田千代子さんのお話

時代背景、育った環境により培われた観念によって結婚後退職したものの
「働くことに向いている人もいる」ということで復職し、
出産・育児を経て24年、様々な岐路を進み、今に至るという中で
ポイントはやはり「上司」だなと。

「やっていないから仕方ない」と思っていたマネジメント評価指標に対し
「なぜ?」の答えが「女性だから」と自分が思っていたという真実。
アンコンシャス・バイアスに気づかさせてくれる上司の存在と、
気づきを得た後、素直に向き合える力のある人が成長し続けられるんだなと
しみじみ思いました。

だからこそ、ダイバーシティの推進は大事なのです。
全く違う視点を持つ人と関わりあいを持たないと中々バイアスの存在に気づけない。
属性のダイバーシティ(女性活躍)は不要と言い切れる
成熟した人格の集まりに組織にすべく、日々受けとめ、目的目標に合わせて対話をし
何が最適なのかを共に考え成長していく組織を作っていきたいと思います。

posted by Yukiko at 10:03| ☆ダイバーシティ・女性活躍推進 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月21日

日経ビジネス課長塾の無料公開講座があります♪

もう何年目になりますでしょうか。
いつもお世話になっている日経ビジネス課長塾の女性版課長塾で珍しく無料の公開講座が開催されます。

日時:2018年3月6日(火)15:30-18:00(15:15開場)
場所:御茶ノ水トライエッジカンファレンス
定員:50名
費用:無料(あら、素敵
申込・詳細はこちらから
http://business.nikkeibp.co.jp/nbs/nbsemi/0930/woman/2018/
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企業研修で受講してくださった皆さんも、日々ブラッシュアップしている内容なので
久しぶりに聴きに来てください。無料だし。

・・・なんて無責任に言うと日経BP様に怒られそうなので、
私が思う課長塾のメリットも記します。

今は、人生100年。
会社や家庭以外の居場所も多数あることが
年齢を重ねるごとに彩り豊かな人生を歩むことにつながります。

女性マネジャーのための課長塾」という場所は
会社と、家庭、それ以外に分けるとしたら
もちろんそれ以外のカテゴリ。
この中の一つに加えてみる価値があると思います。

組織でマネジメントする、リーダーシップを発揮する上で
様々な課題や悩みが日々あると思いますが、
社外で同じように課題を抱えながらも、前に進む同志がいる。
その存在に非常に励まされます。
ステークホルダー関係ない同志の存在は貴重です。

また、「女性マネジャーのための課長塾」のラインナップは
私以外のプロフェッショナル講師陣が多様で魅力的です。
全6回を受講するだけでなく、その後の振り返りが
システムを使ってみんなでやり取りをするので
関係が回を追うごとに密になっていきます。

私はいつも第5回を担当するので、相当あったまった皆さんと
関わることが出来るので、より一層「絆」の効果をを実感できるのだと思います。

新たな自分の居場所づくりにおススメです。

とりあえず、試しに体験講座、ご参加ください(^^♪
申込には日経IDが必要で、しかもなんかアンケートとかもあって
ちょっとメンドウクサイかもしれませんが、そこはご容赦くださいませ('◇')ゞ

posted by Yukiko at 11:43| ☆ダイバーシティ・女性活躍推進 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月17日

Woomax5周年記念ダイバーシティ推進セミナーご報告(3)分科会D 他

続いて、その(3)です。その(1)その(2)についてはこちら

さてさて、次は分科会Dです。
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こちらは他の分科会と違って
住友金属鉱山株式会社の吉田さんに講師というよりパネラーとなっていただき
2部構成で前半はご自身のキャリアについて、後半は自社での取り組みについて
お話していただいたあと、参加者のみなさまにもグループディスカッションで気づきを深める形式にさせていただきました。

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吉田さんの仕事キャリアは、実は保育士からスタート。プライベートのキャリアでも様々なライフイベントを乗り越え、今、住友金属鉱山・人事部で「女性活躍推進グループ」のリーダーを務める吉田さんは基調講演で野村さんがお話しされた100年人生を生き抜くために必要なパラレル(複線的)キャリアの実践者です。

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吉田さんのパラレル(複線的)キャリアと実践はまさにスタンフォード大学ジョン・D・クランボルツ教授の提唱した「プランドハプンスタンスセオリー」実践のお話。

詳しくはのちにレポートをWoomaxのHPにUPした際にチェックしてください!

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5周年記念セミナーをなぜやろうとなったかというと、
企業生存率で調べると、起業5年の会社生存率は約20%と言われる中、
休眠ではなく、組織として活動しながら増収増益体制で5周年を迎えることが出来たのは
本当に、ひとえにご支持下さった皆様のおかげです。

感謝の気持ちを表すなら、毎年行っていた自社で旅行に行くとかではなく
また、私たちの場合は、パーティ形式にして皆様に我々と飲食を共にしていただく
・・・というのも少し違う気がしたので、やはり、普段の言行一致を体現しよう
何か、少しでも、組織で働く皆様の課題解決のヒントになるセミナーの開催を決め
昨年の11月くらいから少しずつ進めて形にすることが出来ました。

今回は本当に講師の皆様方に素晴らしい内容のセミナー、発表をしていただくことが出来、裏方のパートナー、スタッフたちにも本当に心を尽くしてもらい心より有難いと感謝しております。

正直開催にはパワーが要るので、自社セミナー開催は5年に一回で良いなと考えておりましたが、アンケートを読み、皆さんが非常にこの場を楽しんでくださったことに感動し、来年は少し小規模になりますが、継続的に運営していこうと思った次第です。

今回暑い中、ご多用の折からセミナー会場までご参加いただいた皆様、
社内外問わず、開催運営に関わってくださった皆様に心からお礼申し上げます。
引き続きWoomaxをこれからもどうぞよろしくお願いいたします。

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posted by Yukiko at 15:13| ☆ダイバーシティ・女性活躍推進 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Woomax5周年記念ダイバーシティ推進セミナーご報告(2)分科会B・分科会C

続いて、その(2)です。その(1)はこちら

分科会Bは大塚製薬株式会社の西山和枝さんによる「女性のキャリアデザインとホルモンケアの重要性について」

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専門家による『女性がどのように自分のホルモンが関係する心身の変化と向き合うか、また周囲はどのような理解が必要か』ということを具体的に知り考えるという中々濃い時間となりました。

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西山さんとは2016年末大塚製薬様の講演に私が呼ばれたことがきっかけだと二人とも信じていましたが、実は同じ中学校出身だったということが、皆様への御土産ハーバリウム制作者のChikaさんより判明

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「二人ともなんでわからないの?お互い変わってないのに」と言われ、確かに変わってないところが多々かもしれないのですが、私も西山さんも、どちらかというと【中学時代含む過去の細部は思い出さない系の人種】なのです。しかし、今回のセミナーの写真撮影を引き受けてくれたのも同じ中学出身のフォトグラファー宮崎英光さんです。

ご縁は有難いもので、中学の同級生たちにも支えられて、このセミナーは開催できたのだなあと今しみじみ感謝しております。ありがとうございます。



話が脱線しましたが、続いて分科会C
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株式会社ディスコの小林嘉男さんによる「働きがいのある会社TOP10 幸せ職場のつくり方」です。

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2017年「働きがいのある会社ランキング」で第4位だった株式会社ディスコ。加えて、丁度8日付の日本経済新聞朝刊が「2017年4〜6月期の連結営業利益は、前年同期に比べ88%増の130億円程度になったもようだ」と報じていたばかり。こうした実績の上でも素晴らしい会社で働きがいナンバーワンに輝く部署が、小林さん率いる経理部。過去の社内調査では、全部署の中で最下位だったこともあるそうですが、そんな自部署をナンバーワンに変えた秘訣、幸せ職場のつくり方をお教えいただきました。

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こちらの分科会の詳しいレポートも近日中にWoomaxHPにUPする予定です。
もう少々お待ちください。

その(3)につづく
posted by Yukiko at 15:09| ☆ダイバーシティ・女性活躍推進 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Woomax5周年記念ダイバーシティ推進セミナーご報告(1)基調講演・分科会A

先週末の2017年7月8日(土)@日経カンファレンスホールにて
Woomax5周年記念ダイバーシティ推進セミナーを開催しました。

↓笑顔でご参加のお客様をお出迎え
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↓赤ちゃんを連れてご参加くださる方もいらっしゃいました。
みなさん多様性と未来の働き方に関心を持っている方々ばかりです

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そして、基調講演には、淑徳大学教授で、ジャーナリストの野村浩子さんをお招きし
「女性に伝えたい 未来が変わる働き方」というテーマで、これから人生100年時代、キャリアを築いていく上で、とても重要なメッセージをたくさん頂きました。詳しいレポートは、WoomaxのサイトでUPしていく予定なので、ブログでは私が強烈に印象に残ったことを。

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講演は導入+3部構成でしたが、やはり、PART3 人生100年時代の複線的キャリアの中では「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」(リンダ・グラットン、アンドリュースコット著)で語られている通り、世界は長寿化し、100年ライフを生きる時代になる。
もう、これまでの「終身雇用時代のキャリア」は通用しないということを誰もが真剣に考える時代だということは痛感しました。
そのために、野村さんからは

•会社の外に安心できる場をもち、「想い」や「知」を「シェア」できるネットワークを築く
•本業(専門知識)だけでない強み「パラレル(複線的)キャリア」を持つ。
•岐路に立ったときは柔軟に能動的に「シフト」できるよう、日ごろから、社内外に自分の知識、智慧、強みをオープンにすることが将来への布石になる。

ということを教えていただき、アンケートでも、こうした野村さんからのメッセージに
「今からでもやりたいことに挑戦していく勇気を持てた」「背中を押された」と言ったご感想が多く
野村さんご自身のご体験や、膨大な取材データに基づくメッセージは、ご参加の皆様の納得と共感を呼ぶ素晴らしい内容でした。
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分科会Aは株式会社リコーの村上栄作さんに現役役員・管理職としてのご経験に基づく
「女性活躍マネジメント」を語っていただきました。
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実際管理職として何を大切に、どんな実践をしてきたかを成功例だけでなく悩んだ時の話など、技術系の会社の管理職の皆様にも非常に響いたようです。
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イノベーションの重要性の鍵を握るのは「人」という想いと社員一人ひとりが“財産”だと考える"人財”マネジメントがモットーである村上さんは、皆さんからの質疑応答にもたっぷり時間を割いていただきました。
↓分科会を終えて笑顔の村上さん
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村上さんの話を聴きたかった!という方は、今度2017年9月1日に日経ビジネス課長塾でもお話しいただきますのでぜひ、こちらにお申し込みください!

その(2)に続く
posted by Yukiko at 15:04| ☆ダイバーシティ・女性活躍推進 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月30日

体験を積む

21世紀職業財団が調査した
2015年度「若手女性社員の育成とマネジメントに関する調査研究」の中における
管理職のインタビュー調査で自己評価の項目に
「いい点をつける」のが男性・「控えめ」なのが女性という傾向が顕れていました。

自己評価の高低は自信の有無に比例するとは限りませんが
たしかに、「自信がない」というお悩みを聴くのは
女性社員からの方が比較的多いです。

普段、研修の終わりに、
自信をつける=自分との信頼関係を築くことだと伝えています。
自分との信頼関係が築かれたかどうかを測るには
自分で自分を信じられると実感できるかが大事で
自分を信じるためには、自分との約束を守ること。
約束とは自分が決めたアクションを実践すること
そして「実践した」ということを振り返ることも重要だと伝えています。

「とりあえずやる」が「大事」ともよく言われますが
わたしは、やはり「やる」だけでは足りないと思います。

@「とりあえずやる」
A「やる」経験を積む
Bある程度の成果が出る
Cその成果を周りも認めてくれる
D5W2Hで要因の検証する
E検証したからこそ、自分でも「やる」の先(成果)が見通せるようになる


この6つのプロセスの順番も大事で
1つ抜けてしまうと再現性が無くなり
自信につながらないのではないかなと思います。

@ばっかりを沢山実践してても自信に繋がる成果は見えにくい。
積み重ねることの大事さを知り、体現してみせる大人を増やして
若い人たちに「自己愛」ではない「自己肯定感」に満ちた「自信」を持って
人生を積み重ねてほしいと思う49歳です。

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「継続は力なり」をカッコよいカードにしていただきました。
7月8日のセミナーで皆さんにプレゼントするハーバリウムにつけてお渡しいたします

基調講演のみは若干名まだ受付中
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posted by Yukiko at 12:58| ☆ダイバーシティ・女性活躍推進 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月09日

Woomax5周年イベント開催します!その2

さて、連休も終わり、すっかり通常モードになったころではないでしょうか?

連休中のニュースでも女性活躍推進法が施行された2016年4月以降、
国内の主要企業の8割が女性管理職(課長相当職以上)比率を引き上げた
というニュースが読売新聞一面に上がっておりました。

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(画像;読売新聞)

ただ、見出しは「2020年までに管理職比率を30%程度に」とする政府目標との差は大きい。となってしまうのも現実。
⇒なぜ、30%を目指すのかは、米ハーバード大学のロザベス・モス・カンター氏の「少数派が全体の3割を超えると、もはや少数派ではなくなり意思決定に影響を及ぼす」という、黄金の3割理論が1つの根拠とされています。

事実、上司研修でのディスカッションを聴いていても、

・どのように女性部下を育てたらよいかわからない
・女性自身が昇進を避ける傾向にある
・会社の具体的な方針が見えない
・全体での取り組みをどうすべきか

などなどが多く声に上がっており、

「組織が【女性管理職3割】を目指す必要性は理解できても、実際に自社で女性管理職を増やすのは困難なことだなあ・・・」と感じている方が多いように感じます。

対して女性研修野ディスカッション時においては

・結局、活躍=管理職なの?
・仕事と家庭の両立は女性に負担がかかりすぎる
・ロールモデルがいない(具体的にイメージできない)

などなど、女性ならではの本音が聞こえてきます。

さて、そのような、悩める皆さんに、7月8日(土)の弊社5周年セミナーは
ヒント満載の半日となっています!

管理職を目指すかどうか迷っている女性の皆様、
女性部下の育成で迷っている上司の皆様

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野村浩子さんによる「女性に伝えたい 未来が変わる働き方」をテーマにした基調講演にご参加いただき、新しい方向性を見つけてみませんか?

第2部の分科会では、4つの会場に分かれて、参加型で、より深く考えていただきます。
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A:現役役員・管理職が語る「女性活躍マネジメント」
B:男性上司にも知っていて欲しいこと「女性のキャリアデザインとホルモンケアの重要性について」
C:働きがいのある会社TOP10「幸せ職場のつくり方」
D:みんなで考えよう「未来を変える働き方」

「すべての分科会に出席したい」
「どの内容も魅力的で1つに決められない」という嬉しいお声を頂戴しております。

ご自身の、自社の問題解決につながる分科会にぜひご出席ください。
7月8日、お目にかかれますことを楽しみにいたしております!

お申し込みはこちらから(^^♪
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posted by Yukiko at 17:49| ☆ダイバーシティ・女性活躍推進 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月08日

人生は、自分で選びとるもの

今日は国際女性デー
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由来は、Wikiによれば、
1904年3月8日にアメリカで女性労働者 が婦人参政権を求めてデモを起こしたことがきっかけで1910年にコペンハーゲンで行 われた国際社会主義会議で「女性の政治的自由と平等のために戦う」日と提唱したこと
とあります。

弊社のFacebookページでは、朝日新聞の山口智子さんのインタビュー記事を載せたら
普段より倍の反響がありました。

「人生は、自分で選びとるものだと思います。人のせいにするのではなく、イエスかノーか、自分で選択している限り後悔はない。自分で選んだという自信が、人生を好転させていくと信じます。」

という冒頭メッセージはちょくちょく事あるごとに私が引き合いに出す
やはりカヴェインの結婚で謳われたことを想い出します。

700年前の「すべての女性が望むこととは何か?」の問いの答えが
自分の人生を自分で決めて生きていけること

現代の日本という国に生きる私たちは、
「自分で決めて生きていける」環境にある人の方が多いだろう。

しかし、「自分で決めて生きている」と断言できる人の数はどうだろうか。

あなたの周りでは、
「自分にとって何がYesで何がNoなのかを知っている」人の数と
「自分のことは自分が一番わからないって言うよね〜」と言って憚らない人の数
どちらが多いだろうか?

3年前もご紹介しましたが、発言小町のこの投稿は中々素晴らしい思考の変容プロセスが見えます。
「自分の人生を自分で決めて生きていく」には先ず「自分の頭で考える」こと。

この少女はもうすぐ社会人になるのだろうか。果たしてどんな大人になったかな〜。
早い段階で、大人になる前に気づけた彼女の未来が拓いていることを祈ります
posted by Yukiko at 14:49| ☆ダイバーシティ・女性活躍推進 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月02日

未来を花束にして

あっという間に2月になってしまった。
しかし、しっかりと公開翌日にはこの映画見てきました↓
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この映画の予告編はこちら↓



真剣に

「気分屋で心の平静さを欠く女性たちは政治判断に向かない」

という「常識」が「社会通念」であった時代であり、
女性に参政権がないことが、自分たちの「当たり前の」日々の生活につながっていて
大きく自分の人生に関わるということ。
また、その関わりは、娘が生まれればその娘の人生へ受け継がれてしまうということ。
本人の意思はそこに関わることが出来ない時代の話です。

主人公のワッツは洗濯工場生まれ。
「洗濯女に教育は不要」と7歳から働き、24歳の今はすでにキャリア17年。
洗濯に使用する薬剤のせいか、ずっと工場で働きづめの女性は頭痛もちで短命。
外の配達に行ってそのまま帰ったりできる、基本、労働時間は女性より3割短い男性の週給が19シリング。しかし、女性は13シリング。加えて、雇用主からの超直接的セクハラもある。

私からすれば、すでに「ひ〜〜〜!」なのですが、
ワッツは同じ工場で働く夫と一人息子と共にそれが「当たり前」と暮らしていたのです。

しかし、ある日、配達担当のミスのためワッツが街に配達へ出かけることがあり
「50年平和的な解決を待ったけど、もう待ったなしわ!!」ということで
実力行使を実践中の女性参政権運動の投石活動に巻き込まれます。

翌日、同じ洗濯工場で働く活動家の同僚から誘われても
はじめは運動そのもの関わることに躊躇していた彼女が、次第に巻き込まれていく過程は
私自身の志事に関わり方を考えさせられました。

ワッツが公聴会で政治家に現状を証言するシーンで最後、政治家から
「あなたは女性が参政権を得ることをどう思いますか?」の問いを受け
「考えたことがないから意見はありません。」と答えた時に、傍聴している男性陣からの失笑が聞こえるのですが、その笑いの中でも自分の言葉でワッツが答えたことが深いんですよ。

自分の可能性に賭けるのは、自分のためだけでなく、
後進の、後に続く次世代につなぐものだからこそ。
邦題を原題「サフラジェット」ではなく「未来を花束にして」とした人はスゴイ。
この映画の企画・作成に関わった人たちのすべての想いを込めたタイトルだと思った。

Woomaxの社員は全員観てほしいと思う映画です。

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本も読んでしまった。
こういう専門書って高いけど、でも歴史から学ぶことは大切。

「そうして参政権を得ました。私はこの国で、この時代で良かった。」で終わる話ではない。
過去の話ではなく、今現在に続く話であることは痛感する。
posted by Yukiko at 09:58| ☆ダイバーシティ・女性活躍推進 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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